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2024-04-20 00:03:16

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は521円高!上昇相場は継続か

日経平均は521円高!上昇相場は継続か

2020/11/16

1ウイルスワクチンの開発進展期待から大幅上昇

先週の225先物は前週末比1,000円高(上昇率4.10%)の25,340円と2週連続で大幅に上昇して終了し、25,000円を明確に突破した。米大統領選でバイデン候補の勝利が報じられ、勝利宣言が出たことから不透明感が後退し、225先物は週初から大幅高でスタート。

また、ファイザーなど米製薬企業による新型ウイルスワクチン開発に関する良好なニュースが相次いだことで経済活動正常化への期待感も高まり、売り方の買い戻しに拍車がかかった。ただ、225先物は11日まで7連騰と11%超も急騰していたことから、急ピッチの上昇に対する警戒感もあり、週末にかけては利益確定売りが散見され、上値の重い展開となった。

11月6日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆6,276億円の売り越し(前週は1兆5,149億円の売り越し)と増加した。株数ベースでは、5億6,827万株の売り越しで、10月30日時点(5億6,230万株の売り越し)から増加している。

日経平均と裁定残(11月6日時点)

225先物とTOPIX先物では引き続きCSが買い越し基調

225先物の手口では、11日に3,000枚超売り越したAアムロCが売り方トップになったほか、週を通じてコンスタントに売り越したBNPパリバ、週初の9日に2,000枚超売り越したモルガンSの海外勢が上位に名を連ねた。一方、買い手口では、週を通じてコンスタントに買い越したCS、ドイツ、GSなどの海外勢が上位を占めた。

TOPIX先物の手口では、週を通じて大幅な売り越し基調が際立ったソジェンが売り方筆頭になったほか、AアムロC、BNPパリバの欧州勢が上位になった。一方、買い手口では、10日と12日に3,000枚前後買い越したBofA証が買い方トップに躍り出たほか、CS、JPモルガンなどの海外勢が上位を占めた。前週に続き、CTA(商品投資顧問)など短期筋の動きを表しやすいCSが225先物とTOPIX先物の双方で買い越し基調を続けた点が特徴的だ。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは小幅に上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.95pt高(上昇4.40%)の22.54ptと小幅な上昇に転じた。米大統領選で、日本時間の8日にバイデン氏が勝利宣言を行ったことから、米政治の先行き不透明感が後退し、VIは低下して始まり、一時21.01ptまで水準を切り下げた。

ただ、その後は、国内外で新型コロナウイルスの感染再拡大が続いていることが再び懸念材料となり、22ptを中心にもみ合い展開が続いた。日経平均が急ピッチで上昇し、高値警戒感が台頭していたこともボラティリティーを高める要因となった。

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ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、バリュー株シフトで一時低下も週後半は逆シフトで高値更新

NT倍率(先物)は上昇。週初はファーストリテイリング<9983>などの値がさ株がけん引役となって上昇。しかし、米ファイザーが開発する新型ウイルスワクチン開発に大きな進展があったとの報道で景気回復期待が高まり、景気敏感セクターを中心としたバリュー株への資金シフトが起こり、10日にはNT倍率は大きく低下。

ただ、米国で新型コロナの新規感染者数が連日記録的な増加をみせ、ニューヨーク州やシカゴで外出自粛が求められたほか、国内でも感染第3波とも呼べる新規感染者数の拡大がみられた。また、ワクチンの供給方法などに残る課題なども指摘され、週後半にはバリュー株シフトの流れが一服し再度グロース株が優位の展開に。結局、NT倍率は週末にかけて改めて大きく上昇し直近高値を更新した。

3日経平均は521円高!上昇相場は継続か

今週の225先物は、堅調地合いが続きそうだ。前週末の米国市場では、ウイルスワクチンの実用化期待に改めて支えられ、主要株価指数は上昇した。この流れを受けて、週明けの225先物は500円以上の上昇(11月16日14時半時点)スタートとなっている。

これまでの東京市場での大幅上昇の背景には、米大統領選を通過したことに伴う不透明感の後退や、新型ウイルスワクチンの開発進展による経済活動正常化期待への高まりなどが挙げられる。一気に25,000円台を回復した225先物には高値警戒感を意識する声も聞かれるが、市場では「短期間で急騰しただけに、買い遅れている向きも多く、株価水準が切り下がる場面では、押し目買いが入るだろう」との声も聞かれている。

海外投資家も世界的な景気敏感株である日本株に着目し始めており、この流れが続けば、即座に一層の上値追いが期待できずとも下値の堅い展開が期待できよう。そのほか、一巡した国内主要企業の決算では通期計画の上方修正が相次ぎ、業績の底打ち感が強まっている。

また、いざという時には各国の中央銀行による追加緩和も期待され、相場のサポート材料には事欠かない。第3波とも呼べる新型コロナの動向には注意が必要だが大勢は強気姿勢でよいだろう。予想レンジは25,000-26,000円とする。

経済スケジュール(11月16日〜11月21日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月16日

国内

08:50

GDP速報値(7-9月)

08:50

GDP民間企業設備(7-9月)

08:50

GDPデフレーター(7-9月)

13:00

政井日銀審議委員が道東地域金融経済懇談会であいさつ、同記者会見

13:30

鉱工業生産(9月)

13:30

設備稼働率(9月)

 

工作機械の見本市「JIMTOF2020」がオンラインで開催(27日まで)

 

決算発表 リクルトH

海外

10:30

中・新築住宅価格(10月)

11:00

中・鉱工業生産指数(10月)

11:00

中・小売売上高(10月)

11:00

中・不動産投資(10月)

11:00

中・固定資産投資(都市部)(10月)

11:00

中・調査失業率(10月)

11:30

タイ・GDP(7-9月)

15:30

印・卸売物価指数(10月)

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月15日まで1カ月間)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(11月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

22:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(11月15日まで1カ月間)

 

アジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議

 

米・クラリダ連邦準備制度理事会(FRB)副議長がオンライン討論会に参加

 

決算発表 百度、JDドットコム

11月17日

国内

08:50

個人向け貸出金 住宅資金(7-9月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

海外

17:00

ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月15日まで1カ月間)

22:30

米・小売売上高(10月)

22:30

米・輸入物価指数(10月)

23:15

米・鉱工業生産指数(10月)

23:15

米・設備稼働率(10月)

24:00

米・企業在庫(9月)

24:00

米・NAHB住宅市場指数(11月)

30:00

米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(9月)

 

米・アトランタ、サンフランシスコ、ミネアポリス、ボストン連銀総裁が4連銀主催オンライン会議に参加

 

米・フェイスブックとツイッターのCEOが上院司法委員会で証言

 

英・カーニーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演

 

石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同閣僚監視委員会(JMMC)開催

 

決算発表 ウォルマート、ホーム・デポ

11月18日

国内

08:50

貿易収支(10月)

08:50

輸出(10月)

08:50

輸入(10月)

海外

16:00

欧・ユーロ圏新車販売台数(10月)

16:00

英・消費者物価コア指数(10月)

16:00

英・生産者物価産出コア指数(10月)

16:05

タイ・中央銀行が政策金利発表

19:00

欧・ユーロ圏CPI(10月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(11月)

22:30

加・消費者物価指数(10月)

22:30

米・住宅着工件数(10月)

22:30

米・住宅建設許可件数(10月)

 

米・セントルイス連銀総裁が講演

 

米・ダラス連銀総裁がオンラインパネル討論会で司会

 

決算発表 エヌビディア

11月19日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:00

東京販売用マンション(10月)

 

国庫短期証券(1年)入札

 

アララが東証マザーズに新規上場(公開価格:1400円)

 

決算発表 東京海上H、MS&AD、SOMPO

海外

09:30

豪・失業率(10月)

16:20

インドネシア・中央銀行が政策金利発表

18:00

欧・ユーロ圏経常収支(9月)

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

22:30

米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

24:00

米・中古住宅販売件数(10月)

24:00

米・景気先行指数(10月)

 

南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表

 

フィリピン・中央銀行が政策金利発表

 

欧・欧首脳会議

 

決算発表 メーシーズ

11月20日

国内

08:30

消費者物価コア指数(10月)

09:30

製造業PMI(11月)

09:30

サービス業PMI(11月)

09:30

総合PMI(11月)

14:00

コンビニエンスストア売上高(10月)

海外

10:30

中・1年物貸出金利(11月)

10:30

中・5年物貸出金利(11月)

16:00

英・小売売上高指数(10月)

22:30

加・小売売上高(9月)

24:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)

 

G20財務相会議

 

APEC首脳会議

 

米・台湾と経済対話

 

米・ダラス連銀総裁が講演

 

米・カンザスシティー連銀総裁が講演

11月21日

海外

 

G20首脳会議(22日まで)

  • 提供:フィスコ社

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