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2024-04-20 06:07:42

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は48円安、「持たざるリスク」台頭で日経平均は大幅下落しないのか

日経平均は48円安、「持たざるリスク」台頭で日経平均は大幅下落しないのか

2020/12/21

1量的緩和維持などで堅調地合い続く

先週の225先物は前週末比220円高(上昇率0.82%)の26740円と上昇に転じた。日銀が週初の14日発表した12月の日銀短観は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でマイナス10と前回9月調査から17ポイント上昇、2四半期連続で改善した。これを受けて買いが先行して始まった。

また、米連邦公開市場委員会(FOMC)にて完全雇用に近づくまでの量的緩和の維持が表明されたことも支援要因となり、16日には26,810円まで上伸した。1ドル=102円へ進んだ円高や国内での新型コロナ感染者数拡大など警戒要素もあったが、TOPIXの年初来高値更新やソニー<6758>の1万円台乗せなどもあり堅調地合いが続いた。

12月11日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆111億円の売り越し(前週は1兆2,085億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億8,198万株の売り越しで、12月4日時点(3億9,529株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(12月11日時点)

小口の売り買いにとどまる

225先物の手口では、売りについては小口の売りが多く目立った動きは見られなかった。一方、買い手口では、週初の14日にGSが1,600枚超買ったのが目立った程度で、その他には大きな動きは見られなかった。

TOPIX先物の手口では、週を通じて売り越したソジェン、週末の18日に1,000枚超売り越したAアムロCが目立つ程度でその他では大きな動きはみられなかった。買い手口では、週初の14日にJPモルガンが4,000枚超買い越したほかモルガンSが1,400枚超買い越した。また、17日にはBNPパリバが1,400枚超買い越した。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2VIは5週連続で低下、3週連続で20pt割る

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末比0.56pt安(下落率2.96%)の18.32ptと5週連続で低下した。

週初の14日は日銀短観の改善などを受けて株式市場では買いが優勢となりながらも、高値警戒感などもくすぶっていたことからVIは上昇してスタート。一時20.36ptまで水準を切り上げた。

その後は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず景気悪化への懸念が拭えない一方、ワクチンの普及による経済活動の正常化期待等の好悪材料が交錯するなか相場がこう着感を強めていったため、VIは週末にかけて低下基調をたどった。

市場では「年末高への期待も残っているが、当面もちあい圏での動きが続く可能性が大きいのではないか」との声も聞かれた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、ワクチン期待や量的緩和の維持を受けて大型株優位の展開

NT倍率(先物)は低下。週初は新型コロナワクチン普及に伴う景気回復期待に加えて、12月の日銀短観で大企業・製造業の業況判断(DI)が改善したことなどが好感され、景気敏感系のバリュー株優位の展開となりNT倍率は低下。

その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に膠着感を強める展開に。FOMCで長期の量的緩和の維持が表明されると安心感を誘い、流動性の高い大型株を中心に債券から株式へ資金をシフトする動きがみられた。

こうした中、任天堂<7974>やキーエンス<6861>といった日経平均に採用されていない値がさグロース株が大きく変われ、週末にかけてNT倍率は低下基調となった。

3日経平均は48円安、「持たざるリスク」台頭で日経平均は大幅下落しないのか

今週の225先物は、方向感に乏しい展開が想定される。先週の日米の金融政策決定会合を波乱なく通過したことから手掛かり材料に欠ける可能性が高い。毎年この時期にはクリスマス休暇入りする海外投資家も多いとみられ、商いの減少も想定されよう。225先物は年初来の高値圏にあるうえ26,800円近辺で押し戻される状況が続いているだけに上値の重さも意識され、利益確定売りが増える可能性がある。

ただ、21日の朝方は英国で感染力が強いコロナウイルス変異種が発生したことを受け、一時200円以上安い場面もあったが、米追加経済対策が合意に達し、国内では2021年度予算案が決まり、日米欧の中央銀行も足並みをそろえて緩和的な環境を維持しており、株式相場を下支えするとの見方が根強い。逆に持たざるリスクの方が高く、下落場面では買い遅れた機関投資家などが買っている可能性がある。

日本市場では今週も新興市場を中心に新規上場企業が12社とIPOラッシュとなるだけに、個人投資家の視線はIPO銘柄に向かうことが想定される。一部銘柄では、短期間に株価が数倍になる銘柄もあり、過熱感も指摘されている。

また、任天堂<7974>やトヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ダイキン工業<6367>など大型株でも好調な銘柄も散見されており、投資家心理の改善が市場ムードを好転させることも予想され、株価水準が切り下がった場面では、押し目買いや買い遅れている機関投資家の買いが期待される。

一部で急騰・急落などが確認されるが、全般的には一進一退の動きが続き、狭いレンジ内での動きにとどまりそうだ。予想レンジは26,500-27,000円とする。

経済スケジュール(12月21日〜12月27日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

12月21日

国内

08:50

資金循環統計速報(7-9月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)

14:00

コンビニエンスストア売上高(11月)

 

ポピンズホールディングスが東証1部に新規上場(公開価格:2850円)

 

いつもが東証マザーズに新規上場(公開価格:1540円)

 

2021年度当初予算案の閣議決定

海外

10:30

中・貸出基準金利1年物(12月)

10:30

中・貸出基準金利5年物(12月)

20:25

ブ・週次景気動向調査

24:00

欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(12月)

27:00

ブ・貿易収支(週次)(12月20日まで1カ月間)

 

米・テスラがS&P500種株価指数の構成銘柄に採用

 

欧・欧州医薬品庁(EMA)のヒト用医薬品委員会(CHMP)が米ファイザーと独ビオンテックの新型コロナワクチン巡り会合

12月22日

国内

10:00

営業毎旬報告(12月20日現在、日本銀行)

14:00

スーパーマーケット売上高(11月)

14:30

全国百貨店売上高(11月)

14:30

東京地区百貨店売上高(11月)

15:00

トヨタのMaaS専用EV「eパレット」オンライン発表会

15:00

工作機械受注(11月)

 

ウェルスナビが東証マザーズに新規上場(公開価格:1150円)

 

Kaizen Platformが東証マザーズに新規上場(公開価格:1150円)

 

ヤプリが東証マザーズに新規上場(公開価格:3160円)

 

月例経済報告(12月)

海外

16:00

英・GDP改定値(7-9月)

20:00

ブ・FGV消費者信頼感指数(12月)

21:00

ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(12月)

22:30

米・GDP確定値(7-9月)

24:00

米・中古住宅販売件数(11月)

24:00

米・消費者信頼感指数(12月)

12月23日

国内

08:50

日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(10月28・29日分)

14:00

JR東日本と西武HDの社長が包括的連携で会見

14:00

景気先行CI指数(10月)

14:00

景気一致指数(10月)

 

交換できるくんが東証マザーズに新規上場(公開価格:2050円)

 

ENECHANGEが東証マザーズに新規上場(公開価格:600円)

海外

16:05

タイ・中央銀行が政策金利発表

20:00

ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(12月22日まで1カ月間)

20:00

ブ・FGV建設コスト(12月)

21:30

ブ・ローン残高(11月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・個人所得(11月)

22:30

米・個人消費支出(11月)

22:30

米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(11月)

22:30

米・耐久財受注(11月)

23:00

米・FHFA住宅価格指数(10月)

24:00

米・新築住宅販売件数(11月)

24:00

米・ミシガン大学消費者マインド指数(12月)

 

米・バー司法長官が退任

12月24日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

08:50

企業向けサービス価格指数(11月)

13:40

黒田日銀総裁が経団連審議員会で講演

 

東京通信が東証マザーズに新規上場(公開価格:1250円)

 

グローバルインフォメーションが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1210円)

 

新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ(日本銀行)

海外

20:00

トルコ・中央銀行が政策金利発表

 

米・英・豪・加・NZ・仏・株式市場は短縮取引(クリスマス)

 

スイス・ブ・株式市場は休場(クリスマス)

 

独・株式市場は休場(クリスマス・イブ)

 

欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告

12月25日

国内

08:30

有効求人倍率(11月)

08:30

失業率(11月)

08:30

東京CPI(12月)

08:50

小売売上高(11月)

08:50

百貨店・スーパー売上高(11月)

10:10

国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)

13:00

河野太郎行政改革担当相が日本記者クラブで会見

14:00

建設工事受注(11月)

14:00

住宅着工件数(11月)

 

SANEIが東証2部に新規上場(公開価格:2200円)

 

ファンペップが東証マザーズに新規上場(公開価格:650円)

 

東和ハイシステムが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:2300円)

海外

 

中・経常収支確定値(7-9月)

 

米・英・印・豪・加・スイス・独・NZ・仏・ブ・南ア・韓・香港・株式市場は休場(クリスマス)

12月27日

海外

10:30

中・工業利益(11月)

  • 提供:フィスコ社

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