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2024-03-29 21:57:56

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は良好な需給環境を背景に上値を試す展開か

日経平均は良好な需給環境を背景に上値を試す展開か

2020/1/12

1年末年始はレンジ切り上げが続く展開

昨年末(12月28日〜30日)から今年(1月4日〜8日)にかけての225先物は12月25日比1,490円高(上昇率5.59%)で、先週末終値は28,140円と大幅に上昇した。昨年末は、トランプ米大統領が追加経済対策の法案に署名したと伝わったことから上昇基調が強まり、12月29日には節目の27,000円を突破。

ただ、30日は年明けに控える米ジョージア州上院選の決戦投票を見極めたいとするムードから利益確定売りが優勢に。年明けは、米民主党が大統領職および上下両院の多数派を占める「ブルーウェーブ」の実現がほぼ確実になったと伝わった1月7日から週末にかけて、政局不透明感の後退やバイデン氏が掲げる大型財政政策を期待する動きからリスク機運が高まり、イベント前からの待機資金が流入したほか、売り方の買い戻しも巻き込んで先物主導で上昇相場が展開された。結局、高値警戒感を意識する声を横目に225先物は週末の2日間だけで1,130円も上昇し、28,000円の大台乗せに成功した。

12月30日時点の裁定残高は、ネットベースで9,198億円の売り越し(前週は9,808億円の売り越し)と減少した。株数ベースでは、3億6,073万株の売り越しで、12月25日時点(3億8,962株の売り越し)から減少している。

日経平均と裁定残(12月30日時点)

年明けTOPIX先物手口では週末の海外勢の買い越しが目立つ

昨年末の先物手口では、売り方で目立ったのは225先物およびTOPIX先物ともに、12月30日におけるモルガンSとCSで共通していた。買い方では、29日の225先物および30日のTOPIX先物でみられたBofA証が目立つ程度だった。

新年に入ってからの225先物手口では、売り方の週間累計でBofA証、JPモルガン、GS、CSの海外勢が上位に並んだ。買い方では目立った動きが1月5日のモルガンSで見られた程度だった。TOPIX先物では、売り方には特筆する動きはなかったが、買い方において、週末7-8日にかけてモルガンS、CS、ドイツが目立った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは上昇、イベント前後で乱高下

昨年末(12月28日〜30日)から今年(1月4日〜8日)にかけての日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は12月25日比1.52pt高(上昇率7.92%)の20.70ptと2週連続で上昇した。昨年末の3日間は、年明け直後に控える米ジョージア州上院選決戦投票を意識した警戒感もあり、日経VIは20pt割れを維持しながらも緩やかに上昇を続けた。

年明け1月4-5日にかけては、イベントを直前に控えた警戒感が一層高まったことで日経VIは20ptを突破、5日には一時25.95ptまで上昇する場面もみられた。

しかし、イベント通過後は不透明感が後退したほか、あく抜け感から株式市場においてリスクを取る機運が高まると、市場心理が好転し、週末にかけては低下基調に。安値では再び20ptを割り込む場面もあった。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は上昇、年末年始は値がさハイテク株がけん引

NT倍率(先物)は上昇。昨年末(12月28〜30日)は、トランプ大統領が追加経済対策の法案に署名したことが好感され「掉尾の一振」が実現される形となり、日経平均は27,000円を突破。半導体を中心とした値がさハイテク株のほか9万円台乗せに成功したファーストリテイリング<9983>がNT倍率をけん引した。

年明けは、米ジョージア州上院選決選投票を前に利益確定売りが優勢となり、NT倍率はやや水準訂正する展開に。その後、投開票の結果、ブルーウェーブの実現が確定すると、イベント通過に伴う不透明感の後退からバリュー(割安)株からグロース(成長)株まで揃って全面高となった。結局、週後半には再びファーストリテイリングのほか東京エレクトロン<8035>といった値がさハイテク株がNT倍率を上昇させた。

3日経平均は良好な需給環境を背景に上値を試す展開か

今週の225先物は、上値を試す展開が予想される。再び急ピッチで上昇してきただけに高値警戒感を指摘する声は依然として一定数存在するが、むしろ、そうした強弱感が共存していることでかえって底堅さが意識される。

市場でも、「弱気派と強気派が拮抗している間は上昇が続くだろう」「昨年末の米大統領選と同様に、イベント通過後に待機資金の流入と売り方の買い戻しが入り、上昇相場に弾みがついた」などの先高観を意識させる声が多く聞かれた。

需給環境は総じて良好といえよう。米長期金利が1%を超えて上昇してきたことにはやや警戒が必要だが、米連邦準備制度理事会(FRB)が平均物価目標を掲げながら金融緩和を続けている限りは、このまま金利上昇が続くとも想定しがたい。

ワクチン普及に基づく景気回復期待のほか、いざという時には大規模な財政金融政策が下支えするとのご都合主義ともいえるマーケット機運に支えられた相場展開にしばらくの間変化はないだろう。1月20日のバイデン氏の大統領就任式あたりまでは、ご祝儀相場的な動きが続くことが想定される。今週の予想レンジは27,500-28,500円とする。

経済スケジュール(1月11日〜1月17日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

1月11日

国内

 

株式市場は祝日のため休場(成人の日)

海外

10:30

中・消費者物価指数(12月)

10:30

中・生産者物価指数(12月)

16:00

トルコ・失業率(10月)

 

中・資金調達総額(12月、15日までに)

 

中・マネーサプライ(12月、15日までに)

 

中・元建て新規貸出残高(12月、15日までに)

 

米・アトランタ連銀総裁が講演

 

米・ダラス連銀総裁が講演

 

米・家電・IT見本市「CES」(14日まで)

1月12日

国内

08:50

BOP経常収支調整(11月)

08:50

貸出動向 銀行計(12月)

08:50

銀行貸出動向(含信金前年比)(12月)

08:50

国際収支(経常収支)(11月)

10:10

国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)

14:00

景気ウォッチャー調査 現状判断(12月)

14:00

景気ウォッチャー調査 先行き判断(12月)

 

決算発表 コスモス薬、安川電、東宝、7&iHD

海外

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(1月)

21:00

印・CPI(12月)

21:00

印・鉱工業生産(11月)

21:00

ブ・IBGEインフレIPCA(12月)

24:00

米・JOLT求人件数(11月)

 

米・3地区(ボストン、ダラス、ミネアポリス)連銀総裁が講演

 

米・ボストン連銀総裁が講演

1月13日

国内

08:50

マネーストック(12月)

13:30

倒産件数(12月)

15:00

工作機械受注(12月)

 

決算発表 久光薬

海外

19:00

欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(11月)

21:00

ブ・IBGEサービス部門売上高(11月)

22:30

米・消費者物価コア指数(12月)

28:00

米・財政収支(12月)

 

米・地区連銀経済報告(ベージュブック)

 

米・フィラデルフィア連銀総裁が講演

1月14日

国内

08:50

コア機械受注(11月)

08:50

国内企業物価指数(12月)

10:10

国債買い入れオペ(残存1-3年、残存25年超)(日本銀行)

11:00

東京オフィス空室率(12月)

 

日銀支店長会議で黒田総裁があいさつ

 

地域経済報告(さくらリポート)(1月、日本銀行)

 

決算発表 Fリテイリ

海外

18:00

独・GDP(2020年)

21:00

印・卸売物価(12月)

22:30

米・新規失業保険申請件数(先週)

22:30

米・輸入物価指数(12月)

 

中・貿易収支(12月)

 

米・ボストン連銀総裁が講演

 

米・アトランタ連銀総裁がパネル討論会で司会

 

米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がウェブ会議に出席

 

決算発表 TSMC、ブラックロック

 

石油輸出国機構(OPEC)月報

 

サムスン電子が「ギャラクシー」関連イベント開催

1月15日

国内

08:50

対外・対内証券投資(先週)

13:30

第3次産業活動指数(11月)

海外

10:30

中・新築住宅価格(12月)

16:00

英・GDP(11月)

16:00

英・鉱工業生産指数(11月)

16:00

英・商品貿易収支(11月)

19:00

欧・ユーロ圏貿易収支(11月)

20:00

ブ・FGVインフレ率(IGP-10)(1月)

20:30

印・貿易収支(12月)

21:00

ブ・小売売上高(11月)

22:30

米・小売売上高(12月)

22:30

米・生産者物価コア指数(12月)

22:30

米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)

23:15

米・鉱工業生産指数(12月)

23:15

米・設備稼働率(12月)

24:00

米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)

24:00

米・企業在庫(11月)

 

独・与党・キリスト教民主同盟(CDU)党大会(16日まで)

 

韓・中央銀行が政策金利発表

 

決算発表 シティグループ、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ

1月16日

海外

 

アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁の2期目がスタート

1月17日

海外

 

湾岸戦争開始から30年

  • 提供:フィスコ社

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