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2024-04-23 21:16:06

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は350円安!連休直前、手仕舞い売り等には要警戒!

日経平均は350円安!連休直前、手仕舞い売り等には要警戒!

2021/7/19

1戻り鈍く週後半から短期筋の売り嵩む

先週の225先物は前週末終値比で280円安(下落率0.99%)の27,930円と3週続落。前週末の米株式市場で過度な長期金利の低下が一服しNYダウが448ドル高と大幅反発したことを受け、週明けの225先物は290円高の28,500円と大幅高。

アジア市場でもハイテク株比率の高い中国・深センなどを中心に堅調に推移したほか、安川電機<6506>の好決算や経済指標を背景にファナック<6954>など値がさ株が急伸したことが追い風に。一方、ネット証券の売買代金ランキング上位では日経レバETF<1570>が大幅な売り越しで、前週末の急落時に押し目買いをしていた個人は早々に利益確定売りを出していたもよう。

13日も米株市場で主要株価指数が揃って過去最高値を更新した流れを受け、225先物は150円高の28,650円と続伸。一時は28,840円まで上昇したが、戻り待ちの売り圧力も強く後半に失速した。14日以降は戻り一服感から一転して売りが嵩み、週末までの3日間で720円も下落した。米長期金利の反発が鈍かったことや中国での景気指標が市場予想並みにとどまったこともあり、景気減速懸念が重しとなった。

7月9日時点の裁定残高は、ネットベースで3,902億円の買い越し(前週は6,075億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、1億2,782万株の買い越しで、7月2日時点(2億77万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(7月9日時点)

15日はCSが両先物で売り越し、TOPIXでは国内勢も売り

CTAなど短期筋と思われるCSが225先物で売り方トップに2,000枚超売り越した15日にはTOPIXでも1,500枚超と大きく売り越した。
ほか、TOPIX先物では三菱UFJやSMBC日興など国内勢も累計上位に並び、短期筋以外に長期目線の投資家も広く売っていたとの市場関係者の声と整合的な動きも見られた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIはコロナ感染などへの警戒感から一時20pt越え

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比0.88pt高(上昇率4.69%)の19.63ptと上昇した。米長期金利の反発に伴う景気減速懸念の後退や、主力株の大幅高を受けて相場が強い動きを見せた週前半こそは、日経VIも低下した。

しかし、週後半は、東京五輪開催を前に国内で急増する新型コロナ新規感染者数などを受け、短期筋が売り越しに傾くなか、警戒感が高まった。日経VIは週末には一時警戒水準とされる20ptに達する場面も見られた。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は大幅低下、週後半の値がさ株の総崩れが響く

NT倍率(先物)は大幅に低下した。過度な米長期金利の低下が一服したことで景気減速懸念が後退し、前の週末に米株が大幅高となったことを背景に週前半は全体的に買い戻しが進展。

ただ、現物株市場では値がさ株よりは景気敏感株優位の展開だったことでNT倍率は低下。週後半は、戻り一服感から全体的に下落が続いた。台湾積体電路製造(TSMC)の決算が予想を下回ったことで半導体関連株が売られたほか、週末はファーストリテイリング<9983>が業績修正をきっかけに急落したことで、値がさ株が総崩れした。こうした背景から、225型の先物売りに拍車がかかり、NT倍率は一段と低下した。

3日経平均は350円安!連休直前、手仕舞い売り等には要警戒!

今週の225先物は弱含みか。新型コロナウイルスのデルタ変異株が国内外で猛威を振るっている。東京都では16日まで3日連続で1,000人を超える新規感染者数を記録しているほか、米国でもデルタ株の感染が広がっており、カリフォルニア州ではマスクの着用の義務化が再度導入された。

経済指標のモメンタムにもピークアウト感が出て景気減速懸念が高まっているなか、改めて新型コロナがもたらす世界経済への影響は相場への重しとなりそうだ。特に東京市場については、五輪開催に向けた不透明感もくすぶる。また、今週は祝日の関係で国内市場の営業日は3日に限られる。翌週からは現物株市場で4-6月期決算も始まってくるだけに、積極的な買いは手控えられそうだ。

こうした中、足元の先物市場ではクレディスイス(CS)による売り越しが目立つなど嫌な動きも目立つ。連休前の手仕舞い売りも想定されるなか、引き続きCTAなど短期筋による動きには警戒が必要だろう。また、コロナ感染の収束が見えないようだと、4-6月期決算では思ったほどには業績予想の上方修正も出てこないケースにつながる可能性がある。

短期的にも中期的にも弱気材料が多く並んでいるようにみられ、警戒感を高めて臨んだほうがよさそうだ。今週の225先物予想レンジは27,000-28,500円とする。

経済スケジュール(7月19日〜7月23日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

7月19日 国内 13:00 首都圏新築分譲マンション(6月)
13:30 ヤマハ発が環境技術説明会
オリンピック開催により祝日が移動したため、株式市場は開場
月例経済報告(7月)
東京地裁が日産ゴーン元会長の国外逃亡を助けたテイラー親子に判決
首都高の日中料金1000円上乗せ開始(8月9日まで)
海外 23:00 米・NAHB住宅市場指数(7月)
27:00 ブ・貿易収支(週次)(7/12-7/18)
米・ヨルダン国王がバイデン大統領と会談
決算発表 IBM
7月20日 国内 08:30 消費者物価コア指数(6月)
アシロが東証マザーズに新規上場(公開価格:1160円)
決算発表 ディスコ
海外 10:30 中・1年物貸出金利(7月)
10:30 中・5年物貸出金利(7月)
17:00 欧・ユーロ圏経常収支(5月)
21:30 米・住宅着工件数(6月)
21:30 米・住宅建設許可件数(6月)
ジェフ・ベゾス氏のブルーオリジンが初の有人宇宙船打ち上げ
決算発表 ネットフリックス、UBSグループ、ボルボ
7月21日 国内 08:50 貿易収支(6月)
08:50 輸出(6月)
08:50 輸入(6月)
08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(6月17・18日分)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
14:00 スーパーマーケット売上高(6月)
14:30 日本証券業協会の森田会長が定例会見
15:00 工作機械受注(6月)
ランドネットが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:3830円)
決算発表 オービック、日電産
海外 10:30 豪・小売売上高(6月)
17:00 南ア・消費者物価指数(6月)
キャシー・ウッド氏らが参加するビットコイン関連イベント「The B Word」
決算発表 J&J、コカ・コーラ、TI、ベライゾン、ダイムラー、ノバルティス、SAP
7月22日 国内 株式市場は祝日のため休場(海の日、オリンピック開会式の前日)
海外 16:20 インドネシア・中央銀行が政策金利発表
20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
23:00 米・中古住宅販売件数(6月)
23:00 米・景気先行指数(6月)
23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(7月)
南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
G20環境相会合
決算発表 AT&T、ブラックストーン・グループ、バイオジェン、インテル、スナップ、ツイッター、ロシュ
7月23日 国内 第32回夏季五輪・東京大会開会(8月8日まで)
株式市場は祝日のため休場(スポーツの日、オリンピック開会式)
海外 15:00 英・小売売上高指数(6月)
16:30 独・製造業PMI(7月)
16:30 独・サービス業PMI(7月)
16:30 独・総合PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(7月)
17:30 英・製造業PMI(7月)
17:30 英・サービス業PMI(7月)
17:30 英・総合PMI(7月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月22日まで1カ月間)
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15)(7月)
21:30 加・小売売上高(5月)
22:45 米・製造業PMI(7月)
22:45 米・サービス業PMI(7月)
22:45 米・総合PMI(7月)
欧・ECB専門家予測調査
決算発表 アメックス
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