SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-03-29 21:03:55

マーケット > レポート > サキモノの『ココがPOINT!』 > 日経平均は497円高!雇用統計等の重要経済指標控えるも、レンジ相場は継続?

日経平均は497円高!雇用統計等の重要経済指標控えるも、レンジ相場は継続?

2021/8/2

1国内外でのコロナ感染拡大が引き続き重しに

先週の225先物は前週末終値比で210円安(下落率0.76%)の27,350円と5週続落。日本国内が連休中の間、米株式市場では景気減速懸念が後退、ダウやナスダックは週末に史上最高値を更新した。米株高を好感して連休明けの225先物は週前半までは堅調に推移。ただ、26日も27日も一時は28,000円を回復するも戻り待ちの売りに押される展開が続き、終値では同水準を維持できなかった。

東京都で連日コロナ新規感染者数が増大傾向にあることが重しとなったほか、当局による規制強化を巡って中国株や香港株が急落していたことも警戒感を強めた。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定通り、政策方針の維持が示され波乱なく通過、米CNBCが「中国の証券監督当局は自国企業に対し、上場基準を満たしている限り米国での新規株式公開(IPO)を引き続き認める方針」と報じたことを背景に中国株安の懸念も後退。ただ、週末には東京都などに発令されている緊急事態宣言の8月末までの延長が伝わるなど先行き不透明感が強く、週末にかけて225先物は軟調となった。

7月21日時点の裁定残高は、ネットベースで484億円の買い越し(前週は1,175億円の買い越し)と減少した。株数ベースでは、792万株の買い越しで、7月16日時点(2,507万株の買い越し)から減少している。

日経平均と裁定残(7月21日時点)

海外勢は継続して売り方、個人の逆張り目立つ

買い方ではTOPIX先物において、モルガンSが突出して累計上位に躍り出た。29日の野村の225先物買い越しは前日の下落局面で個人が日経レバを大きく買い越したものと思われる。
売り方では、225先物でシティGが累計上位に。株高局面での個人の日経レバ売り越しを表した野村の手口もみられた。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2止まらないコロナ感染背景に日経VIは継続して20pt超え

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比1.08pt高(上昇率4.94%)の22.93ptと4週上昇。週前半にかけては、連休中から週明けにかけて史上最高値の更新を続けていた米株市場の動きを映して、225先物が上昇するなか日経VIも低下。
しかし、週後半にかけては米国でのデルタ株の流行、国内でのコロナ新規感染者数の連日の過去最多記録などを受けて、先行き不透明感が強まるなか日経VIは上昇。警戒水準とされる20ptを割り込むことなく推移した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、中国株安受けたソフトバンクG安が重しに

NT倍率(先物)は低下。国内が祝日で連休中、米株市場は続伸劇を展開。米主要株価3指数は週末から週明けにかけて史上最高値を更新した。こうした米株高を追い風に東京市場でも週前半までは株高基調となったものの、225先物は28,000円近辺では戻り待ちに押される展開が継続。

また、当局による規制強化を受けた中国株安から、傘下ファンドの含み益の減少などが警戒されたソフトバンクG<9984>の軟調が続いていたこともあり、NT倍率は週前半から低下基調だった。また、週末にかけては国内外での新型コロナ・デルタ株の拡大、国内での緊急事態宣言の延長報道、月末最終営業日の株安アノマリーなどが重しとなるなか海外勢の先物売りも嵩み、NT倍率はさらに低下した。

3日経平均は497円高!雇用統計等の重要経済指標控えるも、レンジ相場は継続?

今週の225先物はもみ合いか。前週末にかけて225先物は大きく値を崩したが、月末最終営業日の株安アノマリーが拍車をかけた背景もありそうだ。

また、現物株の日経平均では200日移動平均線を大きく割り込む水準にまで下落しており、突っ込み警戒感から短期的な買い戻しも入りやすいだろう。加えて、27,500円割れの水準では日経平均の予想PERは13倍台前半にまで低下し、PBRは1.2倍を割り込む。バリュエーション面でもこの水準がボトムとして意識されやすい。短期的にオーバーシュート気味に突っ込んでも、この水準までであれば、早期の戻りが期待される。年金基金など長期筋も押し目買いを入れるだろう。

一方、日々の先物手口や投資主体別売買動向などを見る限り、海外勢による売り越し目線に変化はない。歯止めのかからない日本国内のコロナ感染動向に加え、菅政権の支持率低下などが嫌気されていそうだ。こうした不透明感が続く限り、本格的な買い戻しは期待しにくく、当面はレンジ相場が続きそうだ。

なお、今週は中国財新PMIや米国でISM景況指数、雇用統計などが発表予定。ただし、前週にFOMCを無難に通過し、投資家の関心も企業決算に向かっているなか、特段の波乱要素にはならないと想定される。今週の225先物予想レンジは27,000-28,000円とする。

経済スケジュール(8月2日〜8月8日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月2日  月  国内  09:30 製造業PMI(7月)
14:00 自動車販売台数(7月)
14:00 消費者態度指数(7月)
  決算発表 三菱重、AGC、JSR、大塚商会、塩野義薬、MUFG
海外  10:45 中・財新製造業PMI(7月)
14:00 印・製造業PMI(7月)
15:30 スイス・消費者物価指数(7月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月)
22:00 ブ・製造業PMI(7月)
23:00 米・建設支出(6月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(7月)
27:00 ブ・貿易収支(7月)
  米・中国企業59社への投資禁止措置発効
  第54回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(7日まで)
  決算発表 NXPセミコンダクターズ、HSBCホールディングス、アクサ
8月3日  火  国内 08:30 東京CPI(7月)
08:50 マネタリーベース(7月)
10:00 営業毎旬報告(7月30日現在、日本銀行)
  決算発表 丸紅、CTC、王子HD、東ソー、スバル、三井物、三菱商、日本製鉄、ブラザー工業、住友化、ダイキン工
  決算発表 花王、JAL、オリックス、クボタ、ZHLD、住友電気、協和キリン、ユー・エス・エス
海外 13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
16:00 トルコ・消費者物価指数(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(7月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(6月)
21:00 ブ・鉱工業生産(6月)
23:00 米・製造業受注(6月)
  米・自動車販売(7月、4日までに)
  決算発表 アリババ、イーライリリー、KKR、プルデンシャル、ソシエテ・ジェネラル
  決算発表 BP、スタンダードチャータード、ステランティス、リフト、BMW
8月4日  水  国内  09:30 サービス業PMI(7月)
09:30 総合PMI(7月)
  決算発表 カカクコム、日本郵船、住友商、エーザイ、伊藤忠、三菱ケミH、東レ、ユニチャム、ヤマハ、テルモ
  決算発表 いすゞ自、リコー、ミネベア、ライオン、ソニーG、ソフトバンク、ホンダ、トヨタ、イビデン
海外  07:45 NZ・失業率(4-6月)
10:45 中・財新サービス業PMI(7月)
10:45 中・財新総合PMI(7月)
14:00 印・サービス業PMI(7月)
14:00 印・総合PMI(7月)
16:05 タイ・中央銀行が政策金利発表
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(7月)
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(7月)
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(6月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(7月)
22:00 ブ・サービス業PMI(7月)
22:00 ブ・総合PMI(7月)
23:00 米・ISM非製造業景況指数(7月)
  決算発表 GM、メットライフ、ウーバー、エレクトロニック・アーツ、コメルツ銀行
8月5日 国内  08:50 対外・対内証券投資(先週)
  決算発表 キッコーマン、大林組、日清食品ホールディングス、三井化学、大成建設、SUMCO、三浦工業
  決算発表 太陽誘電、資生堂、TIS、オリンパス、スズキ、浜松ホト、アズビル、島津製作所、NTTデ
  決算発表 ヤマハ発、大日本印刷、コナミHD、バンナムH、シャープ、ダイフク、任天堂、スクエニH
海外 06:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表
13:00 インドネシア・GDP(4-6月)
15:00 独・製造業受注(6月)
20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・貿易収支(6月)
  欧・ECB経済報告
  イラン・ライシ新大統領が就任
  決算発表 ニューズ、AIG、イルミナ、ビヨンド・ミート、アディダス、シーメンス、メルク、バイエル、クレディ・アグリコル
8月6日 国内 08:30 実質賃金総額(6月)
08:30 家計支出(6月)
08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(6月)
14:00 景気一致指数(6月)
14:00 景気先行CI指数(6月)
15:00 コール市場残高(7月、日本銀行)
  GPIFの21年度第1四半期運用状況速報
  決算発表 博報堂DY、鹿島、大塚HD、旭化成、ホシザキ、三菱地所、SOMPO、関西ペイント、出光興産、住友金属鉱山、NTT
  決算発表 シスメクス、セコム、参天薬、東京センチ、凸版印刷、東京海上H、レーザーテック、MS&AD、三井不、ハモニック
海外  13:30 印・インド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
15:00 独・鉱工業生産指数(6月)
21:30 加・失業率(7月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(7月)
21:30 米・失業率(7月)
21:30 米・平均時給(7月)
23:00 米・卸売在庫(6月)
28:00 米・消費者信用残高(6月)
  中・経常収支(4-6月)
  決算発表 アリアンツ、INGグループ
8月7日 海外   中・外貨準備高(7月)
  中・貿易収支(7月)
  決算発表 バークシャー
8月8日 国内   第32回夏季五輪・東京大会閉会
  • 提供:フィスコ社

少ない資金で大きな利益を狙いたくありませんか?そんな方はこちらを確認!

先物・オプションの関連コンテンツ

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社、および情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製、または販売等を行うことは固く禁じます。
  • 必要証拠金額は当社SPAN証拠金(発注済の注文等を加味したSPAN証拠金×100%)−ネット・オプション価値(Net Option Value)の総額となります。
  • 当社SPAN証拠金、およびネット・オプション価値(Net Option Value)の総額は発注・約定ごとに再計算されます。
  • SPAN証拠金に対する掛け目は、指数・有価証券価格の変動状況などを考慮のうえ、与信管理の観点から、当社の独自の判断により一律、またはお客さまごとに変更することがあります。
  • 「HYPER先物コース」選択時の取引における建玉保有期限は新規建てしたセッションに限定されます。必要証拠金額はSPAN証拠金×50%〜90%の範囲で任意に設定が可能であり、また、自動的に決済を行う「ロスカット」機能が働く取引となります。
  • 先物・オプションのSPAN証拠金についてはこちら(日本証券クリアリング機構のWEBサイト)
  • 指数先物の価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。市場価格が予想とは反対の方向に変化したときには、比較的短期間のうちに証拠金の大部分、またはそのすべてを失うこともあります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。また、指数先物取引は、少額の証拠金で多額の取引を行うことができることから、時として多額の損失を被る危険性を有しています。
  • 日経平均VI先物取引は、一般的な先物取引のリスクに加え、以下のような日経平均VIの変動の特性上、日経平均VI先物取引の売方には特有のリスクが存在し、その損失は株価指数先物取引と比較して非常に大きくなる可能性があります。資産・経験が十分でないお客さまが日経平均VI先物取引を行う際には、売建てを避けてください。
  • 日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
  • 日経平均VIは、急上昇した後に数値が一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴を持っています。
    日経平均VIは、短期間で急激に数値が変動するため、リアルタイムで価格情報を入手できない環境での取引は推奨されません。
  • 指数オプションの価格は、対象とする指数の変動等により上下しますので、これにより損失を被ることがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。買方が期日までに権利行使又は転売を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、指数オプション取引は、市場価格が現実の指数に応じて変動しますので、その変動率は現実の指数に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失を被る危険性を有しています。
  • 未成年口座のお客さまは先物・オプション取引口座の開設は受付いたしておりません。
  • 「J-NETクロス取引」で取引所 立会市場の最良気配と同値でマッチングする場合、本サービスをご利用いただくお客さまには金銭的利益は生じないものの、SBI証券は委託手数料を機関投資家から受け取ります。
  • J-NETクロス取引の詳細は適宜修正される可能性がありますのでご留意ください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

SBI マネーアシスタント

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス

よくあるお問合せ
・証券税制と確定申告について
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • クレカ積立 上限金額UPでさらに便利に

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.