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2024-04-19 19:53:48

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日経平均は467円安!オミクロン・ショックでハイボラ相場へ!?

2021/11/29

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1金融引き締め懸念に加えコロナ変異株で週後半に急落

225先物は前週末終値比990円安(下落率3.32%)の28,790円と大幅反落。週末にかけて大波乱の展開だった。

週初はナスダック総合指数の史上最高値更新などを追い風に堅調。しかし、国内の祝日明けには、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長が、よりハト派とされるブレイナード氏でなく現任のパウエル氏の続投で決まったことに加え、声明にてパウエル議長と副議長に指名されたブレイナード理事がともに物価対応を優先する姿勢を示したことが早期金融引き締め懸念を強めた。

米長期金利が大きく上昇するなか、相場けん引役だったハイテク株など指数寄与度の大きい値がさ株が下げ、先物にも売りが嵩んだ。

また、週末には南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認され、ワクチンの有効性が低下するなどの指摘があったことで、世界景気の後退懸念が突如として浮上。

リスク回避の動きが先行するなか、先物主導で下落し、225先物はあっさりと29,000円を割り込んだ。節目を割ったことが更なる売りを誘い、商品投資顧問(CTA)など短期筋の売りも入ったとみられ、午後も売りが続き、225先物は730円安と急落した。

11月19日時点の裁定残高は、ネットベースで6,594億円の買い越し(前週は5,795億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、2億2,948万株の買い越しで、11月12日時点(2億1,562万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(11月19日時点)

週末は両先物で海外勢が大きく売り越し

週末にかけてリスク回避ムードが高まったことで、両先物ともに海外勢の売り越しが目立った。225先物では、JPモルガンが週半ばから大きく売り越し、累計トップに。

また、前週売り越し基調だったBofA証券は今週も売り方上位に入った。急落した週末はJPモルガンのほかUBSなども大幅に売り越した。一方、TOPIX先物でも、GS、バークレイ、CS、BofA証券など海外勢が売り方の上位を占めた。

特に週末はGSとBofA証券の売り越し幅が大きかった。他方、買い方は両先物ともに先物主導で下落するなか、裁定売りに伴う動きが散見された程度だった。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。なお、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2金利上昇懸念やコロナ変異株で日経VI急上昇

日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前週末終値比3.80pt高(上昇率20.51%)の22.33と急上昇した。FRBの次期議長人事をきっかけに早期金融引き締め懸念が高まり、金利動向に敏感になるなか、週末には南アフリカで新型コロナ変異株が確認されたことも加わり、リスク回避ムードが一気に高まった。

相場が急落するなか、下値不安からプット(売る権利)が出来高を伴って買い進まれたことで、日経VIは週末にかけて急上昇した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、金融引き締め懸念や新型コロナ変異株背景にリスク回避の売り

NT倍率(先物)は低下。週初はナスダック総合指数の史上最高値更新を背景に堅調推移。しかし、国内祝日明け、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長がよりハト派とされるブレイナード氏でなく現任のパウエル氏に決まったことで、早期金融引き締め懸念が台頭。

ハイテク株など指数寄与度の大きい値がさ株を中心に売りが広がった。さらに、週末には南アフリカで検出された新たな新型コロナウイルス変異株が世界経済の正常化を頓挫させるとの懸念が突如として浮上。

リスク回避の動きが先行するなか、先物主導で急落する展開に。ロスカットの売りのほか、モメンタムに追随する商品投資顧問(CTA)などの売りも入ったとみられ、225先物主導で下落するなかNT倍率は低下した。

3オミクロン・ショックでハイボラ相場へ

今週の225先物はもみ合いか。

南アフリカ発症の新型コロナ変異株(オミクロン型)は、デルタ株よりも感染力が高いことに加え、ワクチンが効きにくいとも指摘されており、これまでの世界経済正常化シナリオの前提が根底から覆される状況となっている。

ワクチンの有効性が確認されれば、買い戻しも期待されるが、それまでは軟調な地合いが続きそうだ。

また、これまで相場の懸念材料だった金利動向については、今回の新型コロナ変異株をきっかけにした株式市場の急落で、長期金利が急低下しており、ひとまず金融引き締め懸念は後退したもよう。

ただ、コロナ変異株の拡大がサービス消費への需要シフトを妨げ、財需給を再び逼迫化させるようなことになれば、インフレ懸念は後退するどころか一層強まりかねない。

結局、12月14日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)までは思惑がくすぶり続けることになりそうだ。

また、12月FOMCの判断材料となる11月米雇用統計が今週末に発表予定で、これを見極めたいとの思惑も積極的な押し目買いを手控えさせそうだ。

買い手が限られるなか、今週も商品投資顧問(CTA)など短期筋の仕掛け売りには留意したい。

一方、ニュースフロー次第では一気に買い戻しが入る可能性も否定できず、ボラティリティーの高い相場が想定されよう。今週の225先物予想レンジは28,000-29,000円とする。

経済スケジュール(11月29日〜12月3日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

11月29日 国内 08:50 小売売上高(10月)
08:50 百貨店・スーパー売上高(10月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年)(日本銀行)
17:30 黒田日銀総裁がパリ・ユーロプラス主催の会合で講演
海外 19:00 欧・ユーロ圏景況感指数(11月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)
20:00 ブ・FGVインフレIGPM(11月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
22:00 独・消費者物価指数(11月)
22:30 加・経常収支(7-9月)
24:00 米・中古住宅販売成約指数(10月)
米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長とニューヨーク連銀総裁がオンラインイベントで冒頭挨拶
欧・欧外相理事会(貿易)
11月30日 国内 08:30 有効求人倍率(10月)
08:30 失業率(10月)
08:50 鉱工業生産指数(10月)
14:00 住宅着工件数(10月)
17:00 国債買い入れ日程(12月、日本銀行)
立憲民主党代表選投開票
海外 09:30 豪・経常収支(7-9月)
10:00 中・製造業PMI(11月)
10:00 中・非製造業PMI(11月)
10:00 中・総合PMI(11月)
16:00 トルコ・GDP(7-9月)
17:55 独・失業率(失業保険申請率)(11月)
19:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(11月)
19:30 印・財政赤字(10月)
21:00 ブ・全国失業率(9月)
21:00 印・インフラ産業8業種(10月)
21:00 印・GDP(7-9月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(10月)
21:30 ブ・純債務対GDP比(10月)
22:30 加・GDP(7-9月)
23:00 米・FHFA住宅価格指数(9月)
23:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(9月)
23:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(11月)
24:00 米・消費者信頼感指数(11月)
スイス・世界貿易機関(WTO)閣僚会合(12月3日まで)
12月1日 国内 08:50 設備投資(7-9月)
08:50 企業利益(7-9月)
08:50 企業売上高(7-9月)
09:30 製造業PMI(11月)
14:00 自動車販売台数(11月)
海外 09:30 豪・GDP(7-9月)
10:45 中・財新製造業PMI(11月)
14:00 印・製造業PMI(11月)
16:30 スイス・消費者物価指数(11月)
18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(11月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月)
22:00 ブ・製造業PMI(11月)
22:15 米・ADP全米雇用報告(11月)
23:45 米・製造業PMI(11月)
24:00 米・建設支出(10月)
24:00 米・ISM製造業景況指数(11月)
27:00 ブ・貿易収支(11月)
米・自動車販売(11月、2日までに)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
英・ベイリーイングランド銀行(英中央銀行)総裁が講演
経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを公表
12月2日 国内 08:50 マネタリーベース(11月)
08:50 対外・対内証券投資(先週)
10:00 営業毎旬報告(11月30日現在、日本銀行)
14:00 消費者態度指数(11月)
海外 08:00 韓・GDP(7-9月)
09:30 豪・貿易収支(10月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(11月)
19:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(10月)
19:00 欧・ユーロ圏失業率(10月)
21:00 ブ・GDP(7-9月)
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
「OPEC(石油輸出国機構)プラス」閣僚級会合
12月3日 国内 09:30 サービス業PMI(11月)
09:30 総合PMI(11月)
海外 10:45 中・財新サービス業PMI(11月)
10:45 中・財新総合PMI(11月)
14:00 印・サービス業PMI(11月)
14:00 印・総合PMI(11月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(11月)
18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(11月)
18:00 欧・ユーロ圏総合PMI(11月)
19:00 欧・ユーロ圏小売売上高(10月)
21:00 ブ・鉱工業生産(10月)
22:00 ブ・サービス業PMI(11月)
22:00 ブ・総合PMI(11月)
22:30 米・非農業部門雇用者数(11月)
22:30 米・失業率(11月)
22:30 米・平均時給(11月)
22:30 加・失業率(11月)
23:45 米・サービス業PMI(11月)
23:45 米・総合PMI(11月)
24:00 米・製造業受注(10月)
24:00 米・ISM非製造業景況指数(11月)
米・セントルイス連銀総裁が講演
  • 提供:フィスコ社

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