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2024-04-18 13:47:16

マーケット > 朝イチ情報

金利為替動向

(2024年4月5日〜2024年4月12日)

更新 : 2024/4/16 10:00 (更新予定時間:毎週第2営業日10:00頃)

債券をご購入の際に、ご参考として本レポートをご利用ください。現在取り扱っております債券はこちらからご確認いただけます

概要

- ドル買い、米早期利下げ観測後退や中東情勢緊迫化で -

 主要通貨は対円でドルの上昇が目立った。週初8日、前週末発表の強い米3月雇用統計が引き続き材料視され強含み。9日、翌日に米3月CPI(消費者物価指数)の発表を控え様子見ムード。10日、米3月CPIがコア指数ともに市場予想を上回る伸びを示し、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ後ずれ観測が強まったことで米長期金利が急伸し、1ドル=153円を上抜け約34年ぶりのドル高・円安水準を付けた。11日、米3月PPI(生産者物価指数)が市場予想を下回ったものの、米ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁の早期利下げに消極的な発言もあり、底堅く推移した。週末12日、イランとイスラエルをめぐる中東情勢の緊迫化懸念や、日本の通貨当局による為替介入への警戒が上値を抑えた。 新興国通貨は対円でほぼ全面高。週初8日は、米長期金利の低下を受けて多くの新興国通貨が上昇した。9日は、翌日の米3月CPIを前に方向感の乏しい展開に。10日は、市場予想を上回る米3月CPIを受けて円が売られ、上昇する新興国通貨が目立った。11日、米3月PPIは市場予想を下回ったものの米インフレ懸念の根強さから円が売られ、大半の新興国通貨が上昇したが、12日は中東情勢の緊迫化を背景にリスクオフの円買いが強まり、新興国通貨は軒並み下落した。

    前週比
    EURO USD AUD NZD ZAR MXN
各国10年債の
利回り格差
(先週)
EURO 0.160 0.207 0.289 0.303 0.301
USD 2.163 -0.558 0.129 0.143 0.141
AUD 1.907 -0.256 0.082 0.096 0.094
NZD 2.480 0.317 0.573 0.014 0.012
ZAR 10.642 8.479 8.735 8.162 -6.334
MXN 7.474 5.311 5.567 4.994 -3.168

通貨毎の金利と為替動向を確認!

ランド高円安 8.13円(▲0.02円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  
予想レンジ 1ランド=7円90銭−8円30銭  

為替

南アフリカ国債  ランド・円は上昇した。週初は、南ア3月外貨準備高の急増や、南アにとって主要産品である金・プラチナ価格の上昇を支えにランド買い・円売りが優勢となった。週半ばにかけては、南アの与党・アフリカ民族会議の支持率低下が報じられて政局不安が高まったほか、米3月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことで米利下げ開始時期の後ズレ観測が広がってランド売り・円買いに傾いた。南ア2月製造業生産など強い経済指標がランド・円を支えたものの、週末にかけてはイスラエルがシリアにあるイラン大使館周辺を攻撃したとして、イランがイスラエルへの報復を表明、リスクオフの円買いによりランド・円は大きく下落した。

債券

 長期債利回りは上昇した。週前半は売り買いが交錯したが、米長期金利の上昇とともに南ア金利も上昇。週末には中東情勢の緊迫化を理由にリスクオフの債券売りが強まった。南アランド建て15年債利回りは前週末の12.74%から13.00%に上昇して越週した。

為替見通し

 ランド・円は、神経質な展開とみる。足元で強い南ア経済指標が目立ち、南ア経済への楽観的な見方がランド・円を支えそうだが、米利下げ開始時期の後ズレ観測や対ドルでの円買い介入に対する警戒、総選挙を前にした南ア政局不安などがランド売りを誘い、上値の限られた展開が続きそう。中東情勢の緊迫化もランド・円の重しになる。週内の主な南ア経済指標は、3月CPI、2月小売売上高など。

ドル高円安 153.23円(▲1.61円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  
予想レンジ 1ドル=151円00銭−155円00銭  

為替

米国国債  ドル・円は上昇した。週初8日は、前週末発表の強い米3月雇用統計が引き続き材料視され強含み。9日、翌日に米3月CPI(消費者物価指数)の発表を控え様子見ムード。10日、米3月CPIがコア指数ともに市場予想を上回る伸びを示し、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ後ずれ観測が強まったことで米長期金利が急伸し、1ドル=153円を上抜け約34年ぶりのドル高・円安水準を付けた。11日、米3月PPI(生産者物価指数)が市場予想を下回ったものの、米ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁の早期利下げに消極的な発言もあり、底堅く推移した。週末12日、イランとイスラエルをめぐる中東情勢の緊迫化懸念や、日本の通貨当局による為替介入への警戒が上値を抑えた。

債券

 短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。強い米3月CPIを受け米国の早期利下げ観測が大きく後退した。ドル建て2年債利回りは前週末の4.75%から4.90%に上昇、ドル建て10年債利回りは前週末の4.40%から4.52%に上昇して越週した。

為替見通し

 ドル・円は、直近の強い米3月CPIを受け米国の早期利下げ観測が大きく後退する中、FRB高官発言や米経済指標から米国の利下げ時期やペースをうかがう展開となる。米経済指標では米3月小売売上高、米4月ニューヨーク連銀製造業景況指数、米3月住宅着工件数、米3月鉱工業生産、米3月中古住宅販売件数などが発表予定で、ベージュブック(米地区連銀経済報告)も公表される。一方、日本の為替介入の可能性にも引き続き警戒したい。

ユーロ安円高 163.13円(▼1.19円  
債券利回り 短期債 低下/長期債 低下  
予想レンジ 1ユーロ=161円00銭−165円00銭  

為替

ユーロ-ドイツ国債  ユーロ・円は下落した。週初8日は、独金利が上昇する中、ユーロ買い・円売りが優勢となった。9日は、10日発表の米3月CPI(消費者物価指数)への関心が高まる中、ユーロ・円は上値の重い展開。10日は、米3月CPIを受けてドル買い・ユーロ売りが強まる中、ユーロ・円は下落した。11日は、ECB(欧州中央銀行)理事会では主要政策金利が据え置かれたものの、今後の利下げが示唆されたことから、ユーロ・円は軟調に推移した。12日は、中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避目的の円買い・ユーロ売りが進んだ。

債券

 短期債利回り、長期債利回りは共に低下した。11日のECB理事会で今後の利下げの可能性が浮上したことから、利回りは低下した。ユーロ建て独2年債利回りは前週末の2.88%から2.86%に低下、ユーロ建て独10年債利回りは前週末の2.40%から2.36%に低下して越週した。

為替見通し

 ユーロ・円は、上値の重い展開か。6月のECB理事会での利下げ観測が高まる一方で、米国での利下げ観測は後退しており、ユーロ売り・円買いを後押ししそうだ。イランによる攻撃を受けたイスラエルの動向など、中東情勢には引き続き注意したい。

豪ドル安円高 99.06円(▼0.69円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 上昇  
予想レンジ 1豪ドル=98円50銭−100円50銭  

為替

オーストラリア国債  豪ドル・円は下落した。9日には、10日の米3月CPI(消費者物価指数)の発表を控えたポジション調整のドル売りやRBNZ(NZ準備銀行)政策委員会のフォワードガイダンスがタカ派寄りを維持するとの観測を背景に、豪ドル・円は14年12月以来の100円81銭へ上昇。しかし10日は、米3月CPIが市場予想を上回り、FRB(米連邦準備制度理事会)の早期利下げ開始観測の後退による米長期金利の上昇を受けて豪ドル・円は下落。週末12日は中東情勢をめぐる地政学リスクが意識され、更に下落して越週した。

債券

 短期債利回り、長期債利回り共に上昇した。週半ばまで買い優勢が続いたが、週末にかけて売り優勢に傾く展開。豪ドル建て2年債利回りは前週末の3.74%から3.90%に上昇、豪ドル建て10年債利回りは前週末の4.10%から4.27%に上昇して越週した。

為替見通し

 今週は、16日発表の中国1−3月期GDP(国内総生産)や中国3月鉱工業生産など一連の指標を受けて中国経済の減速懸念が緩和するかどうか、また、18日発表の豪3月雇用統計で労働市場の緩和を確認することになるかどうか、そして、イランとイスラエルとの対立など中東情勢をめぐる地政学リスクが回避されるかどうかに注目。

ニュージーランド国債 NZドル安円高 90.88円(▼0.31円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 上昇  
予想レンジ 1NZドル=90円00銭−92円50銭  

為替

ニュージーランド国債  NZドル・円は下落した。9日には、10日の米3月CPI(消費者物価指数)の発表を控えたポジション調整のドル売りやRBNZ(NZ準備銀行)政策委員会のフォワードガイダンスがタカ派寄りを維持するとの観測を背景に、NZドル・円は上昇。しかし10日は、米3月CPIが市場予想を上回り、FRB(米連邦準備制度理事会)の早期利下げ開始観測の後退による米長期金利の上昇を受けてNZドル・円は下落。週末12日は中東情勢をめぐる地政学リスクが意識され、一段と下落して越週した。

債券

 長期債利回りは上昇した。NZ債は、週央の10日にいったん、買い優勢に傾くが、ほぼ一貫売り優勢が継続する展開。NZドル建て10年債利回りは前週末の4.59%から4.84%に上昇して越週した。

為替見通し

 今週は、16日発表の中国1−3月期GDP(国内総生産)や中国3月鉱工業生産など一連の指標を受けて中国経済の減速懸念が緩和するかどうか、また、18日発表の豪3月雇用統計で労働市場の緩和を確認することになるかどうか、そして、イランとイスラエルとの対立など中東情勢をめぐる地政学リスクが回避されるかどうかに注目。

レアル高円安 29.95円(▲0.02円  
債券利回り 短期債 上昇/長期債 ―  

為替

ブラジル国債  レアル・円は上昇した。週明け8日は、前週末の強い米3月雇用統計を材料視したドル買い・円売りや、商品市況の上昇を背景にレアル・円も上昇した。9日は、強い商品市況を受けレアル・円は堅調に推移した。10日、米3月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことから、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ開始が遅れ、年内の利下げ回数が想定を下回るとの観測が広がり、ドル・円は153円台前半と、1990年6月以来約34年ぶりとなる水準まで急伸。ドル買いの流れから、レアル・円は下押しした。週末にかけては、米利下げ開始が遅れるとの見方が意識され、投資家のリスク回避からレアル・円は軟化した。

債券

 短期債利回りは上昇した。米早期利下げ観測が後退、中東情勢の緊迫化などで投資家のリスク回避姿勢が高まり、ブラジル債券は売られた。レアル建て2年債利回りは前週末の10.21%から10.36%に上昇して越週した。

リラ高円安 4.73円(▲0.00円  
債券利回り 短期債 ―/長期債 低下  

為替

トルコ国債ドル建  リラ・円はほぼ横ばいだった。この週のトルコは9日に砂糖祭前日、10〜12日に砂糖祭と、祝日が大半を占めた。リラ・円は週初こそ売り優勢だったものの、強い米3月CPI(消費者物価指数)を受け米国の早期利下げ観測が後退しドル買い・円売りに傾き、リラ・円の上昇に波及した。経済指標では、週初発表されたトルコ2月鉱工業生産(前年比)は市場予想、前月実績を上回り、堅調だった。

債券

 長期債利回りは低下した。トルコの祝日にはさまれ取引日数が限られる中、トルコ債券はもみ合いの動きとなった。ドル建てトルコ10年債利回りは前週末の7.44%から7.42%に低下して越週した。

取扱い中の債券を確認!
  • ※ 為替および債券利回りは、4月12日のニューヨークの終値を使用
  • ※ (    )内は、先週末比の数字
  • ※ リラ債券:債券マーケットが小規模のため、ドル建ての債券利回りを指標として用いています。

提供:コメント/ウエルスアドバイザー社、グラフ/SBI証券

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