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金・プラチナについてもっと知ろう!「積立投資のメリット」
積立投資でどのような恩恵が得られるの?(ドル・コスト平均法)
ドル・コスト平均法とは、「ある投資商品を一定額で定期的に購入していくこと」を指します。金を例にとると、金価格が高いときには相対的に少量を購入、金価格が安いときには相対的に多くの金を買い付けることになりますので、タイミングの悪い時期に多くの金を買ってしまうリスクを回避でき、価格変動のリスクを小さくすることができます。これにより長期投資において平均買い付けコストを下げる効果が期待できます。
下記の図で見比べてみましょう。
山田さんと佐藤さんが異なる手法で純金積立を行った場合の比較です。
山田さんは毎月一定の金額を投資しその時の実勢価格分の金を買い付けると仮定します。(金額積立)
一方、佐藤さんは毎月購入する数量を決め、価格変動は気にせずに買い付けると仮定します。(口数積立)
20ヵ月経過した段階で比較すると、それぞれ累計で同額の3万円を投資しましたが、山田さんの方が多くの金を積み立てることができました。言い換えると、二人が同じ金額を投資したのにもかかわらず、山田さんが金を取得した購入単価の方が小さくなったということです。これがドル・コスト平均法のイメージです。
ドル・コスト平均法は、購入金額が毎月一定なので、価格変動を毎月気にする必要がないことも特徴です。当然、金価格が高い時に購入額が大きくなってしまうリスクもなく、少額投資や長期投資を考えている方には有利にはたらくケースが多いといえます。とはいえ、ドル・コスト平均法にもデメリットはあります。下記の図では、金価格が上下に変動している想定でしたが、金価格が上昇を続ける、もしくは下落を続けるなど、一方向にしか動かない時には時間的・コスト的な面で非効率になるリスクがあるとされています。
ドル・コスト平均法のメリット・デメリットをしっかり理解したうえで、ぜひ純金積立の運用にお役立てください。
ドル・コスト平均法の金買い付けイメージ図 「山田さんと佐藤さんの純金積立」
SBIゴールド作成
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