皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
3月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が前月比43万1,000人増、失業率が3.6%と堅調な結果となりました。米労働市場の底堅さが確認され、株式市場では好感されました。しかし、景気後退懸念の材料となる逆イールド(長短金利の逆転)が発生しています。
NASDAQ-100は上昇相場の入り口である第6ステージから上昇期である第1ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇相場の入り口である第6ステージから上昇期である第1ステージへ移行してきました。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。しかし、短期移動平均線が帯に接近してきています。このまま短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が上向きになり、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
新型コロナウイルスの感染が広がる中国・上海市の東半分で28日、事実上のロックダウン(都市封鎖)が導入されました。中国経済の中心地でもある上海の都市封鎖を受け、原油需要が減退するとの警戒感が広がり原油相場が急落しました。
ウクライナは29日に開かれた停戦交渉で、ロシアが支配する南部クリミア半島の帰属問題を棚上げする譲歩案を提示しました。一方、ロシアは首都キエフなどでの軍事作戦を縮小すると発表しました。ただ、ロシアがウクライナ側の提案に同意するかは不透明で、ロシア軍は南東部マリウポリの包囲を続け、攻撃を強める構えを示しています。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐっては、29日の両国の交渉を機に広がった停戦への期待が急速にしぼんでいます。ロシアが表明した軍事作戦縮小に対し、欧米は懐疑的な見方を示しています。また、ロシアは31日、日米欧がロシア産天然ガスを輸入する際の決済通貨として、同国通貨ルーブルしか認めない意向を表明し、エネルギー価格高騰リスクが高まりました。
米労働省が1日に発表した3月の雇用統計では、非農業部門の就業者数が前月比43万1,000人増と、堅調な伸びを維持しました。失業率は3.6%に低下しました。米労働市場の底堅さが確認され、株式市場では好感されました。
一方、雇用統計では、平均時給が前年同月比5.6%増と高い伸びを示し、インフレ圧力が増大するとの懸念が拡大しました。インフレ抑制のため、米連邦準備制度理事会(FRB)が一層利上げを急ぐとの見方が強まりました。市場関係者の間ではFRBは5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)だけでなく、6月にも0.5%の大幅利上げをする可能性があるとの見方が出てきています。
それに伴い、債券市場では、利上げペースが加速するとの観測を受け、金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが上昇し、10年債利回りを上回る「逆イールド(長短金利の逆転)」が再び発生しました。この現象は、景気後退の予兆とされており、投資家心理を冷やしました。
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週間の概況
注目イベント
4月6日(水)10:45(中国)3月Caixinサービス部門購買担当者景気指数
4月6日(水)18:00(ユーロ圏)2月小売売上高
4月6日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
4月6日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
4月7日(木)14:00(日本)2月景気先行指数(CI)・2月景気一致指数(CI)
4月7日(木)15:00(独国)2月鉱工業生産
4月7日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
4月7日(木)28:00(米国)2月消費者信用残高
4月8日(金)08:50(日本)2月国際収支・経常収支・貿易収支
4月8日(金)14:00(日本)3月景気ウオッチャー調査
4月8日(金)14:00(日本)3月消費者態度指数
4月8日(金)23:00(米国)2月卸売売上高
4月11日(月)10:30(中国)3月消費者物価指数、3月生産者物価指数
4月11日(月)15:00(英国)2月月次GDP
4月11日(月)15:00(英国)2月貿易収支
4月12日(火)08:50(日本)3月国内企業物価指数
4月12日(火)15:00(独国)3月消費者物価指数
4月12日(火)15:00(英国)3月失業保険申請件数、3月失業率
4月12日(火)15:00(英国)2月失業率(ILO方式)
4月12日(火)18:00(独国)4月ZEW景況感調査
4月12日(火)18:00(ユーロ圏)4月ZEW景況感調査
4月12日(火)21:30(米国)3月消費者物価指数
*今週は米国のFOMC議事要旨に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値29,423円 安値24,625円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値35,899ドル 安値32,319ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値15,280ドル 安値13,024ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,053円 安値2,076円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週はタートルズの1回当たりの適切な取引量であるユニットについて見てきましたが、今週はリスク分散(銘柄分散)についての考え方を見ていきましょう。
タートルズ流のリスク管理はユニット計算に基づいて行われます。結果的に10ユニットの取引となり、1日あたり10%のリスクを取る場面もありました。そこから言えることはタートルズの手法は、決してリスクを抑え過ぎるものではないということです。
ただし、特定の銘柄にいきなり10ユニットの取引をすることはありません。そうしたトレード方法はリスクを高めすぎるからです。
では、適切な最大取引量とはどういったものでしょうか。
資金管理とは、1回当たりのトレードで適切な取引量を決めることから始まります。そして、次にすべきことが適切な合計取引量を決めることです。考え方は以下の通りです。
*適切な最大取引量
同一銘柄は4ユニットまで
相関関係の高い銘柄は6ユニットまで
相関関係がある銘柄は10ユニットまで
買いなら買い、売りなら売りで12ユニットまで
まず、同一銘柄は4ユニットですので、日経225がチャンスと判断して1ユニット買いのポジションを持ってから追加をしても4ユニットまで、その後にチャンスが到来したと感じても買いの取引をしてはいけません。
次に相関関係の高い銘柄は6ユニットまでとはどういうことでしょうか。銘柄分散するときに注意しなければならないことは、銘柄同士の相関関係です。高い相関関係になる銘柄を複数取引しても分散効果は得られません。
相関関係が高いということは、ある銘柄Aが上昇したら、ある銘柄Bも同じように上昇し、Aが下落したらBも下落する関係のことです。
そして、相関関係がある銘柄とは、同じまたは近似のセクターに属する銘柄を「相関関係のある銘柄」と捉えます。
最後に幾つかの銘柄を持ったときに、一つの銘柄を4ユニットの買いで保有し、相関関係の無い銘柄2つを4ユニットずつ買いで持てば、トータルで12ユニットとなりますので、それ以上はどれだけチャンスだと感じてもポジションは増やさないというルールです。
もちろん、何ユニットまでという合計取引量の制限を微調整することは否定しません。ただし、マイルールに落とし込むことが必要となりますので、皆さん独自のマイルールを作っていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。