皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
1月の消費者物価指数(CPI)が発表され、前年同月比で6.4%となり市場予想を上回りました。伸びは7カ月連続で鈍化しましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが長期化することへの懸念が強まりました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持していますが、短期移動平均線が帯に接近しています。このまま短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。一方で、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持していますが、短期移動平均線が帯に接近しています。このまま短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。一方で、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
日経225は上昇期である第1ステージを維持していますが、短期移動平均線が帯に接近しています。このまま短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。一方で、帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
原油ETFは下降相場の終焉である第5ステージから上昇相場の入口である第6ステージへ移行してきました。このまま、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへと移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
13日にニューヨーク連銀が発表した1月の消費者調査でインフレ鈍化傾向が示されたことで投資家心理改善につながりました。調査では、1年先の期待インフレ率が3カ月連続で前月を下回りました。家計収入見通しも前月から下落し、下落率は調査開始以来の大きさとなりました。
1月のCPIは前月比0.5%上昇と、市場予想と一致しました。伸びは7カ月連続で鈍化しましたが、前年同月比では6.4%上昇と、市場予想を上回り、FRBによる利上げが長期化することへの懸念が強まりました。ただ、売り一巡後はCPIが懸念されたほどインフレ高進を示す内容ではなかったとの見方もあり、株価は反発しました。
米商務省が15日発表した1月の小売売上高は前月比3.0%増となり、市場予想を大きく上回りました。個人消費の底堅さが確認されたことで、インフレ抑制のための金融引き締め政策が長期化するとの懸念が台頭しました。市場関係者の間では、景気を冷やし、インフレ率を引き下げるためには、追加利上げが必要だということを裏付ける内容だとの見方がありました。
1月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇と、市場予想の0.4%上昇を上回る強い内容となりました。さらに、11日までの1週間の新規失業保険申請件数は、悪化を見込んでいた市場予想に反して2週ぶりに改善しました。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した1月の景気先行指数は前月比0.3%低下と市場予想と一致しました。
FRB高官から金融引き締めに積極的な発言が出たことで地合いが悪化しました。クリーブランド連銀のメスター総裁は、インフレ上振れリスクが現実化した場合などに「政策金利をピークでより長く据え置くか、利上げ幅を変更する可能性がある」と発言。メスター総裁とセントルイス連銀のブラード総裁は、FRBが利上げ幅を0.25%に縮小した2月の金融政策会合で、自身は0.5%利上げを支持していたと明かしました。
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週間の概況
注目イベント
2月22日(水)08:50(日本)1月企業向けサービス価格指数
2月22日(水)18:00(独国)2月IFO企業景況感指数
2月22日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数(前週比)
2月22日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
2月23日(木)日本休場(天皇誕生日)
2月23日(木)19:00(ユーロ圏)1月消費者物価指数
2月23日(木)22:30(米国)10-12月期四半期実質GDP
2月23日(木)22:30(米国)10-12月期四半期GDP個人消費
2月23日(木)22:30(米国)10-12月期四半期コアPCE
2月23日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
2月24日(金)08:30(日本)1月全国消費者物価指数
2月24日(金)09:01(英国)2月GFK消費者信頼感調査
2月24日(金)16:00(独国)10-12月期GDP
2月24日(金)16:00(独国)3月GFK消費者信頼感調査
2月24日(金)22:30(米国)1月個人所得
2月24日(金)22:30(米国)1月個人消費支出
2月24日(金)24:00(米国)1月新築住宅販売件数
2月24日(金)24:00(米国)2月ミシガン大学消費者態度指数
2月27日(月)22:30(米国)1月耐久財受注
2月27日(月)24:00(米国)1月住宅販売保留指数
2月28日(火)08:50(日本)1月鉱工業生産
2月28日(火)08:50(日本)1月小売業販売額
2月28日(火)14:00(日本)1月新設住宅着工戸数
2月28日(火)23:00(米国)10-12月期四半期住宅価格指数
2月28日(火)23:00(米国)12月住宅価格指数
2月28日(火)23:00(米国)12月ケース・シラー米住宅価格指数
2月28日(火)23:45(米国)2月シカゴ購買部協会景気指数
2月28日(火)24:00(米国)2月リッチモンド連銀製造業指数
*今週は米国FOMC議事要旨や米国のGDPに注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値28,499円 安値25,645円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,744ドル 安値32,459ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値12,897ドル 安値10,419ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。
重要な価格
高値3,253円 安値2,378円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週も3本のMACDを使って、どうやって仕掛けていくのかということを見ていきましょう。
MACD1は短期EMAと中期EMAの間隔、MACD2は短期EMAと長期EMAの間隔、MACD3(帯MACD)は中期EMAと長期EMAの間隔をみています。
MACD1は短期(5日)EMAと中期(20日)EMAの間隔を示していますので、トレンドが転換する場合は、それをいち早く教えてくれます。上昇トレンドの渦中にあっても MACD1が下げ出したらトレンドの勢いが衰えたことがわかりますが、 MACD1は下がったと思ったらまた上がる、上がったと思ったらまた下がるので、下げだしたからといって「トレンドは終わりだ」と早合点することだけは避けなければなりません。 MACD1はいわばトレンド転換警戒警報のレベル1だと受け止めましょう。
MACD2は警戒警報のレベル2です 。MACD 1に続いて MACD2が下げ出したら、トレンド転換の危険度が増してきたと判断します。
しかしここで最重要なのはやはり MACD 3(帯MACD)です。 MACD2に続いて下げ出したら、トレンドの終了を覚悟すべきです。
では、大循環MACDインジケーターを使った仕掛け時について見ていきましょう。
大循環 MACDの仕掛けではトレンドの転換をどのように捉えるかがポイントになります。
第一は、 MACD 1、MACD 2、MACD 3が揃って上昇していることです。このことが将来の上昇の大きな裏付けとなります。 MACDが3つ揃って上昇している時に、移動平均線大循環分析の第1ステージではなくて第6ステージで仕掛けるのが大循環 MACDの基本です。
移動平均線大循環分析では3本の EMAが上から「短期・中期・長期」の第1ステージになって初めて仕掛けるのが基本ですが、大循環MACDではそれよりも一歩早く仕掛けることになります。
例えば、下降トレンドが長く続くと EMA は上から「長期・中期・短期(第4ステージ)」の並びになります。その後、下落の勢いが弱くなってくると帯(長期EMAと中期EMA)の間隔は徐々に緩やかになり、細くなっていき、さらに、その箇所をローソク足、次いで短期EMAが上抜けていきます。短期EMAと中期EMAのクロスが第4ステージから第5ステージに移行する瞬間です。さらに短期EMAが帯を抜けると第6ステージへ移行します。その後は帯のねじれが発生して第1ステージへ突入します。
では、来週もこの詳細をみていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。