皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。

4月の米消費者物価指数（CPI）は前年同月比4.9%の上昇となり、10カ月連続で伸びが鈍化しました。インフレの鈍化が示されたことで、米連邦準備制度理事会（FRB）が今後の利上げを見送るとの見方が強まりました。

NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

NYダウは上昇相場の終焉である第2ステージから下降相場の入口である第3ステージへ移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を下回ってくれば下降期である第4ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ逆行します。

日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

原油ETFは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。

米連邦債務上限問題を巡る与野党対立の深刻化への懸念が台頭しています。連邦政府の借入限度額である債務上限を速やかに引き上げなければ、米国の財政資金は6月1日にも枯渇する恐れがあります。このため、バイデン米大統領と議会指導部の協議の行方に注目が集まっています。

4月の米消費者物価指数（CPI）は前年同月比4.9%の上昇となり、10カ月連続で伸びが鈍化しました。2021年4月以来の低水準となり、市場予想を下回ったことでインフレの鈍化が示されました。この結果を受けて、米連邦準備制度理事会（FRB）が今後の利上げを見送るとの見方が強まり、長期金利が下落しました。

また、CPIで、航空運賃の項目は前月比で2.6%低下し、旅行需要の減速が示されました。市場関係者の間では、今夏は新型コロナウイルス禍が明けて本格的に旅行が回復するとの期待が大きかっただけに、需要の弱さを示す材料が出てきたことが嫌気されました。

米地銀持ち株会社のパックウエスト・バンコープは、先週に大規模な預金流出が発生したと発表しました。身売りも含めた「戦略的な選択肢」を検討すると報じられたことがきっかけになり、5日までの1週間で預金が1割近く減少しました。

米労働省が発表した4月の卸売物価指数（PPI）は、前月比0.2%の上昇となりました。市場予想を下回ったものの、サービス分野のインフレは上昇し続け、粘着性があると根強いインフレ圧力が確認されました。

米ミシガン大学が発表した消費者調査によると、5月の景況感指数（暫定値）は57.7となり、前月の確報値である63.5から低下しました。昨年11月以来最低の水準で、景気動向への懸念が高まりました。また、5年先期待インフレ率は3.2%と約12年ぶりの高水準に上昇しました。市場関係者の間では、景気後退とインフレが同時に進むスタグフレーションのような状況に陥る可能性が意識されました。

5月17日（水）08:50（日本）1-3月期四半期実質GDP
5月17日（水）13:30（日本）3月鉱工業生産
5月17日（水）18:00（ユーロ圏）4月消費者物価指数
5月17日（水）20:00（米国）MBA住宅ローン申請指数
5月17日（水）21:30（米国）4月住宅着工件数
5月17日（水）21:30（米国）4月建設許可件数
5月18日（木）08:50（日本）4月貿易統計
5月18日（木）21:30（米国）新規失業保険申請件数
5月18日（木）21:30（米国）5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
5月18日（木）23:00（米国）4月中古住宅販売件数
5月18日（木）23:00（米国）4月景気先行指標総合指数
5月19日（金）08:01（英国）5月GFK消費者信頼感調査
5月19日（金）08:30（日本）4月全国消費者物価指数
5月19日（金）22:00（米国）パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長、発言
5月22日（月）23:00（ユーロ圏）5月消費者信頼感
5月23日（火）17:00（ユーロ圏）5月製造業購買担当者景気指数
5月23日（火）17:00（ユーロ圏）5月サービス部門購買担当者景気指数
5月23日（火）17:30（英国）5月製造業購買担当者景気指数
5月23日（火）17:30（英国）5月サービス部門購買担当者景気指数
5月23日（火）22:45（米国）5月製造業購買担当者景気指数
5月23日（火）22:45（米国）5月サービス部門購買担当者景気指数
5月23日（火）22:45（米国）5月総合購買担当者景気指数
5月23日（火）23:00（米国）4月新築住宅販売件数
5月23日（火）23:00（米国）5月リッチモンド連銀製造業指数

＊今週は日本のGDPとパウエルFRB議長の発言に注目しましょう。

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

　短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

高値30,010円　安値26,508円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

第3ステージ
第3ステージは下降相場の入口です。

　短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。

高値34,423ドル　安値31,454ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

　短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

高値13,704ドル　安値11,681ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

第4ステージ
第4ステージは下降期です。

　短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

高値2,826円　安値2,077円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

今週もローソク足について学んでいきましょう。

皆さん、ローソク足を手書きで書いてみましたか？

この回答はここで伺うことは出来ませんが、手書きでローソク足を作成することをイメージしてみましょう。

まずは、用紙が必要になります。方眼紙か、チャート専用の方眼紙もありますので準備をします。もちろん、普通の紙でも問題ありません。

用紙を用意したら、次に手書きする銘柄の目盛りをどうするかを決めなくていけません。目盛りを10円単位にするのか、100円単位にするかでチャートの見え方が違ってきます。

目盛りを決めてチャートを書き始めたとしましょう。書き続けていくうちに相場が急騰してきて用紙の上を突き抜ける動きになったとします。あなたはどうしますか？当然ですが、上に用紙を足さなければいけません。決まった期間が過ぎれば横に用紙を追加します。横に追加するだけでなく、高値更新、安値更新などでも上下に方眼紙を追加する必要がでてきます。

実は、この一見面倒だと思われる作業の中に手書きをする大きな意味があるのです。それは、上下に用紙を追加することで、実感として相場が大きく動き出したということが分かるのです。

チャートアプリが自動で高値・安値を見える範囲で調整していると、その動きを実感としては感じにくくなります。また、相場が動いていないときも同じです。チャートアプリは動きの無い相場でも高値と安値を自動で調整してくれるので、もみ合い相場で動きが無い相場の時でも、アプリで見るとそれなりに動きがあるように見えます。しかし、手書きをしていると、小さな動きであることが実感として感じることができるのです。

では、いよいよ本題に入っていきます。ローソク足は2つで構成されています。それは、「実体」と「ヒゲ」となります。「実体」は四角形の部分であり、その四角形の真ん中に上下に伸びているのが「ヒゲ」となります。

ローソク足は極めて視覚的で、状況は見て直ぐに分かります。この「直ぐに分かる」ことが最大のメリットです。来週は、この「直ぐに分かる」ローソク足にはどういったものがあるのかを見ていきましょう。