皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、大方の予想通り、利上げの一時停止を決定しました。一方で政策金利見通し(中央値)では、2023年末までに0.25%幅であと2回利上げするシナリオが示され、この利上げに積極的な姿勢は嫌気されました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いができます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
原油ETFは下降期である第4ステージから上昇相場の入口である第6ステージへ移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.0%上昇し、伸びは11カ月連続で鈍化し、2021年3月以来約2年ぶりの低水準となりました。この結果を受けて、13、14両日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で11会合ぶりに金利が据え置かれ、市場に安心感が広がりました。
5月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.3%低下と、市場予想を下回りました。5月の小売売上高は市場予想を大幅に上回り、個人消費の底堅さが明らかになりました。一方、新規失業保険申請件数は市場予想を上回り、労働市場の需給が緩和しているとの見方が広がったほか、5月の輸入物価指数は前年同月比の低下幅が3年ぶりの大きさを記録しました。これらの指標でもインフレ圧力低下が確認されたため、FRBの利上げ長期化に対する懸念が和らぎました。
中国政府による景気刺激策への期待からアジアや欧州の株式市場が値上がりした流れを引き継ぎ、米国の株式市場にも追い風となりました。
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週間の概況
注目イベント
6月21日(水)15:00(英国)5月消費者物価指数
6月21日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
6月22日(木)20:00(英国)イングランド銀行(BOE)金利発表
6月22日(木)20:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
6月22日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月22日(木)23:00(米国)5月中古住宅販売件数
6月22日(木)23:00(米国)5月景気先行指標総合指数
6月22日(木)23:00(ユーロ圏)6月消費者信頼感
6月23日(金)08:30(日本)5月全国消費者物価指数
6月23日(金)17:00(ユーロ圏)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(金)17:00(ユーロ圏)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(金)17:30(英国)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(金)17:30(英国)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(金)22:45(米国)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(金)22:45(米国)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(金)22:45(米国)6月総合購買担当者景気指数
6月26日(月)08:50(日本)5月企業向けサービス価格指数
6月27日(火)14:00(日本)4月景気先行指数・4月景気一致指数
6月27日(火)21:30(米国)5月耐久財受注
6月27日(火)22:00(米国)4月住宅価格指数
6月27日(火)22:00(米国)4月ケース・シラー米住宅価格指数
6月27日(火)23:00(米国)5月新築住宅販売件数
6月27日(火)23:00(米国)6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
6月27日(火)23:00(米国)6月リッチモンド連銀製造業指数
*今週は英国の金融政策に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値34,500円 安値28,712円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値35,000ドル 安値31,454ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値15,500ドル 安値13.219ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値2,826円 安値2,077円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週までは、陽線、陰線、寄引同事線(同時線)にはそれぞれ多くの種類があることを紹介しました。
今週は、ローソク足の本質について紐解いていきます。
再確認していきますが、ローソク足は実体とヒゲで構成されています。その実体が陽線であれば、始値から終値にかけて相場が上昇したことを意味します。そして、その実体が長ければ長いほど買い方の勢いが強かったことがわかります。これが、終値が始値を大きく上回ると実体が長くなる理屈です。
一方でヒゲは、買い方と売り方の勢力争いの激しさの表れです。逆にヒゲがないローソク足は、買い方、売り方の一方的な相場ということになります。
下の図で確認しましょう。ヒゲのない大陽線、大陰線、それから、上ヒゲだけある上ヒゲ陽線の3本が表示されています。
大陽線は上昇力が強いことが確認できます。当然ですが大陰線は下降力が強いことがわかります。また、上ヒゲ陽線は上昇力があるものの、高値を付けてからは下降する動きが働いたことで上ヒゲとなり、この下降する動きが一時的なものか、流れを変える動きなのかを、今後のローソク足で確認する必要があります。
このように、ローソク足1本、1本にそれぞれの意味があるということを理解すると、ローソク足の本質が見えてきます。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。