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2024-04-27 06:13:56

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2021年3月19日

マーケットトピックス 2021年3月19日

前営業日トピックス

東京市場では、序盤から投資家のリスク選好の動きが優勢となり、ドルと円が売られる動きとなった。日経平均株価が上昇して始まり、一時前日比570円高まで上昇したことから、クロス円は堅調な動きとなった。その後、米国債利回りが上昇したことから、ドルは対円でも堅調な動きとなり、109円台を再び回復した。午後に入り、日銀が長期金利変動幅を上下0.25%程度拡大する方向との報道を受けて、円買いが強まり、ドル円・クロス円は急速な下落となった。ただ、その後は一時上げ幅を縮小した日経平均株価が再び300円超上昇して終了したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。欧州時間では、米長期金利の急上昇を受けて、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、3月のフィラデルフィア連銀景況指数が1973年4月以来の高水準となったことが好感され、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米国債利回りが軒並み上昇したことも加わり、ドル/円は一時109.22まで上昇した。その後、一時取引時間中の最高値を更新していたダウ平均株価が下落に転じて下げ幅を拡大するなど、主要株価指数の下落が続いたことや、米長期金利の上昇が一服したこともあり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

米株式市場では、景気回復期待の高まりを背景に、ダウ平均株価は一時前日比212ドル高まで上昇し、取引時間中の最高値を更新した。一方、物価上昇が加速するとの見方から、米10年債利回りが約1年2ヵ月ぶりの高水準をつけたこともあり、金利動向に比較的敏感なハイテク株が売られ、ナスダックは序盤から軟調な動きが続いた。ダウ平均株価は、高値更新後は利益確定の動きが優勢となったことや、米長期金利の高止まりも加わり、153.07ドル安(-0.46%)まで下げ幅を拡大して終了した。一方、ナスダックは409.03ポイント安(-3.02%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなり、クロス円は底固い展開で始まった。その後、日経平均株価が上昇して始まり、一時前日比570円高まで上昇したことを受けて円が売られる動きとなり、クロス円は堅調な動きとなった。ユーロ/円は一時130.67まで上昇し、2018年10/8以来の高値を更新した。一方、時間外取引の米10年債利回りが上昇したことから、ドルは対円で堅調な動きとなり、再び109円台を回復した。

(2)午後に入り、日銀が長期金利変動幅を上下0.25%程拡大する方向との報道を受けて円買いが優勢となり、ドル/円は一時108.63まで下落するなど、ドル円・クロス円は下落した。一方、後場に入り一時300円程度上げ幅を縮小した日経平均株価が、終盤にかけて再び堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(3)米長期金利が急上昇したことから、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル/円は一時109.30まで上昇した。一方、ドル/円の上昇に連れてクロス円も堅調な動きとなり、特にポンド/円は152.55まで上昇して2018年4/26以来、豪ドル/円は85.45まで上昇して2018年2/13以来の高値を更新した。ただ、上昇一服後は再び上値の重い動きとなった。

(4)米国市場では、序盤に発表された米新規失業保険申請件数が2週ぶりに増加したものの、3月のフィラデルフィア連銀景況指数が大幅上昇となり、1973年4月以来の高水準となったことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米10年債利回りが一時1.754%まで上昇し、2020年1月以来約1年2ヵ月ぶりの高水準まで上昇したことも影響し、ドル/円は一時109.22まで上昇した。しかし、アジア時間に付けたこの日の高値の109.30には届かなかった。その後、一時取引時間中の最高値を更新していたダウ平均株価が下落に転じて下げ幅を拡大するなど、主要株価指数の下落や、米長期金利の上昇が一服したこともあり、ドル円・クロス円は終盤まで軟調な動きが続いた。

本日のトピックス

先週、日銀内部で国債の金利をより柔軟に動きやすくする方法が検討されていると報道されたこと受けて、円買いが優勢となる場面があった。加えて、昨日、日銀が長期金利変動幅を上下0.25%程度拡大する方向との報道があり、再び円が買われる動きとなった。以前、黒田日銀総裁は、長期金利の変動幅を拡大する必要があるとは考えていないと発言しており、その後に雨宮副総裁が緩和効果の範囲内で金利はもっと上下に動いてもよいと発言していたが、現行の上下0.20%から小幅拡大に留まったと見られているが、報道通りの発表となるのか注目される。また、その場合、黒田総裁の記者会見で、以前の総裁の考えと違う方向になったが・・・と質問される可能性もあり、総裁の発言なども注目される。
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米国市場では、主要な経済指標の発表がないことや、週末でFOMCや日銀金融政策決定会合などのイベントが終了することもあり、限定的な動きも予想される。ただ、最高値を更新していた米ダウ平均など主要株価指数の動きや、1年ぶりの高水準を付けた米10年債利回りの動きには引き続き注目したい。

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