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2024-04-28 10:03:33

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年2月4日

マーケットトピックス 2022年2月4日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から300円超下落したことや、時間外取引で米株価先物が下落したことも加わり、ドル円・クロス円は上値の重い動きが続いた。ただ、ECB理事会や英中銀の金融政策会合を控えて様子見ムードが広がり、全般的に小動きの展開となった。午後に入り、日経平均株価が小幅ながら下げ幅を縮小したことや、米長期金利が高値圏で推移したことから、ドルは主要通貨に対して底固い動きが続いた。欧州時間では、英中銀が追加利上げを決定したことから、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。一方、ECBは政策金利を予想通り据え置いたが、反応は限定的だった。

米国市場では、英中銀の追加利上げや、ECB総裁の会見での発言が利上げを示唆したと受け止められたことを受けて、ドルはユーロやポンドに対して下落した。しかし、原油先物が1バレル=90ドル台乗せとなるなど、インフレ高進懸念や、依然として3月の利上げ期待が高いことから、米長短金利の上昇が続いたことも加わり、対円では底固い鵜動きが続いた。一方、ユーロは対ドルでは1/14以来、対円では1/5以来の高値を更新した。ポンドも対ドルで1/18以来、対円で1/20以来の高値を更新した。

米株式市場では、前日に発表された米企業決算が冴えない内容とだったことを受けて、主要株価指数は序盤から下落した。さらに、原油先物が1バレル=90ドル台乗せとなり、インフレ高進への警戒感が強まったことも圧迫要因となり、主要株価指数は大幅反落となった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きが続き、終盤に一時前日比558ドル安まで下落した。引けにかけて下げ幅を縮小したものの、518.17ドル安(-1.45%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは538.73ポイント安(-3.74%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、日経平均株価が序盤から前日比300円超下落したこと受けて、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その中で、実需のドル買いが観測されたこともあり、仲値公示にかけてドルは上昇する動きも見られた。しかし、ECB、英中銀の金融政策発表を控えていることもあり、全般的に限定的な動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を縮小したものの、安値圏での推移が続いたことから、上値は限定的だった。ただ、米国は3月にも利上げを開始するとの見方が根強く、時間外取引でも米長期金利が高水準を維持したこともあり、ドルは主要通貨に対して底固い動きが続いた。欧州時間では、英中銀がインフレ抑制のために0.25%の追加利上げを決定したとことで、ポンドは主要通貨に対して堅調な動きとなった。一方、ECB理事会の結果発表では、予想通り政策金利の据え置きが発表されたが、マーケットの反応は限定的だった。

(3)米国市場では、序盤に発表された米失業保険申請件数が良好な結果となったものの、英中銀の追加利上げや、ECB総裁の会見での発言が利上げを示唆したと受け止められたことを受けて、ドルはユーロやポンドに対して下落した。ラガルドECB総裁は、会見で「インフレ見通しが上向き傾斜」とし、「経済はECBの目標達成に近づいている」との見方を示し、「メンバーの予想が出る3月と6月の会合が重要」との見方を示した。さらに、年内の利上げの可能性を否定しなかったことも加わり、ユーロは主要通貨に対して上昇となり、対ドルでは1/14以来、対円では1/5以来の高値を更新した。また、ポンドは米国時間に入っても堅調な動きが続き、対ドルで1/18以来、対円で1/20以来の高値を更新した。一方、原油先物が1バレル=90ドル台乗せとなるなど、インフレ高進懸念や、依然として3月のFRBによる利上げ期待が高いことを背景に、米長短金利の上昇が続いたことも加わり、ドルは対円で114.97まで上昇した。

本日のトピックス

昨日は、英中銀が追加利上げを発表し、さらに追加利上げの可能性も示唆された。一方、ラガルドECB総裁の会見での発言が利上げの可能性を示唆したと受け止められたことや、年内の利上げの可能性を否定しなかったことから、年内の利上げ期待が高まったことを背景に、ユーロはドルや円に対して上昇した。ただ、米国でも3月の利上げ期待や、年3回以上の利上げの可能性があることから、対円で底固い動きが続いており、利上げ期待のない日本と欧米の金利差拡大が意識され、円売りの展開が続くのか注目される。

本日の米国市場では、米雇用統計の発表が予定されており、様子見ムードから発表までは限定的な動きが続く可能性も考えられる。特に、先に発表されたADP雇用統計が予想外のマイナスとなったことから、米雇用統計でも雇用者数の伸びが小幅な伸びとなるとの懸念や、一部でマイナスに落ち込むとの警戒感も高まっており、結果が注目されている。

ただ、複数の米要人が事前に低調な結果になるとの見方を示していたこから、ADPの結果を受けた反応は限定的だった。本日の米雇用統計でも、仮にマイナスになったとしても、ある程度低調な結果が織り込まれていることから、反応は限定的となるとの見方もある。

2/4の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
22:30 米国

1月非農業部門雇用者数

非農業部門に属する事業者の給与支払い帳簿をもとに集計された雇用者数。農業以外の産業で働く雇用者であり、経営者や自営業者は含まれない。
13.4万人 19.9万人
前回は市場予想を下回る伸び幅となり、2020年12月以来の低い伸びとなり、労働市場の堅調さが維持されているものの、オミクロン株の感染拡大の影響で雇用が抑制され始めていることが示された。今回は、さらに伸び幅の縮小が予想されているが、先に発表されたADP雇用統計が予想外のマイナスとなったことから、マイナス圏への警戒感も高まっている。
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