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2024-04-28 15:05:14

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年5月9日

マーケットトピックス 2022年5月9日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル/円は130.81まで上昇した。上昇一服後は、米雇用統計を控えて様子見ムードも強まり、小動きの展開が続いた。欧州時間では、欧州主要株価指数が軒並み大幅下落となったことや、米長期金利が低下したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された4月の米雇用統計で失業率が市場予想を下回ったことから、ドルは発表直後に主要通貨に対して下落した。しかし、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことや、FRBによる積極的な金融引き締めへの期待感から米長期金利が上昇となり、ドルも主要通貨に対して上昇に転じた。ドル/円は、一時130.71まで上昇したものの、米長期金利の上昇が一服したことから、ドル/円も再び下落した。その後、米10年債利回りが再び上昇に転じて2018年11月以来約3年半ぶりの高水準となったことから、ドルは再び主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は終盤に130.63まで上昇した。

米株式市場では、序盤に発表された4月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことを受けて、FRBによる積極的な金融引き締めへの警戒感から主要株価指数は序盤から下落した。その後、前日に大幅下落となったこともあり、値頃感の買い戻しが優勢となり、プラス圏まで回復する場面もあった。しかし、米長期金利が上昇したことから再び下落に転じ、米主要株価指数は続落となった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比523ドル安まで下落した。その後、57ドル高まで上昇したものの、再び下落に転じて98.60ドル安(-0.30%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは173.03ポイント安(-1.40%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)連休明けの東京市場では、前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、時間外取引で米10年債利回りが3.034%から3.091%まで上昇したことから、ドル/円は前日の海外市場の高値の130.56を上回り、130.81まで上昇し4/29以来の高値を更新した。一方、ドル/円の上昇に加えて、下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮小し、プラス圏まで回復したことから、クロス円も堅調な動きとなった。

(2)午後に入り、上昇していた米10年債利回りが失速したことから、ドルは上値の重い動きとなったが、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まりつつあり、限定的な動きとなった。一方、英中銀が5日に4会合連続の利上げを決定したものの、英経済のリセッション懸念が指摘されたこともあり、ポンドは主要通貨に対して下落となり、対円では一時4/27以来の安値となり、対ドルでは2020年6/30以来の安値となった。

(3)米国市場では、序盤に発表された4月の米雇用統計で失業率が市場予想を下回ったことから、発表直後のドルは主要通貨に対して下落した。しかし、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことや、労働参加率が3ヵ月ぶり低水準となったことで、引き続き賃金上昇への懸念からFRBによる積極的な金融引き締めへの期待から米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.037%から3.126%まで上昇したことから、ドルも主要通貨に対して上昇に転じた。ドル/円は、雇用統計発表直後の130.15から130.71まで上昇した。ただ、米長期金利の上昇が一服したことから、ドル/円は再び130.20まで下落した。

(4)再び米10年債利回りが上昇に転じて3.142%まで上昇、2018年11月以来約3年半ぶりの高水準となったことから、ドルは再び主要通貨に対して上昇となり、ドル/円は終盤に130.63まで上昇した。一方、クロス円は雇用統計発表後に対ドルで上昇したことから、対円でも堅調な動きとなったが、その後は米主要株価指数が軒並み下落したことや、対ドルで下落に転じたことから上値の重い動きが続いた。

本日のトピックス

前週末の米雇用統計では、まちまちの結果となったものの、労働参加率が3ヵ月ぶり低水準となったことで、引き続き賃金上昇への懸念からFRBによる積極的な金融引き締め観測から米長期金利の指標となる米10年債利回りが2018年11月以来約3年半ぶりの高水準となり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。

週明けの東京市場では、海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から堅調な動きとなり、ド/ル円は130.96まで上昇し、4/28以来の高値を付けた。さらに、米10年債利回りが時間外取引で前週末に付けた2018年11月以来の高水準となる3.142%を上まわる3.154%まで上昇したことも押し上げ要因となった。しかし、その後米10年債利回りが低下したことから、ドル/円も高値から下落に転じている。一方、クロス円も日経平均株価が600円超下落したことから上値の重い動きが続いており、この流れが続くのか注目したい。また、本日の米国市場では、主要な経済指標の発表がないことから、引き続き下落が続いた株式市場や米金利動向に注目したい。

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