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2024-04-28 02:32:46

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年5月13日

マーケットトピックス 2022年5月13日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤に500円超下落したことや、時間外取引で米長期金利が低下したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。下げ一服後は、株価や金利が持ち直したことから、ドル円・クロス円も底固い動きとなったものの、午後に入り日経平均株価が再び下げ幅を拡大したことや、欧州時間に入り欧州主要株価指数が軒並み下落したこと、米長期金利が低下したことから、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。

米国市場では、アジアや欧州の主要株価指数が軒並み下落したことや、ダウ平均株価が一時前日比500ドル超の下落となったことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。ドルは円に対して下げが加速し、序盤の高値128.75から一時127.52まで下落して4/27以来の安値となった。ただ、ドルは欧州通貨に対して上昇が続いたことから、主要通貨に対するドル指数は2002年12月以来の高値となった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことや、主要株価指数が下落したことも加わり、対円で下げ幅を拡大した。

米株式市場では、連日の物価関連の経済指標結果で高インフレが維持されたことから、FRBが金融引き締めを加速させると見方が強まり、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。ただ、終盤には値頃感の買い戻しから下げ幅を縮小し、ナスダックはプラス圏まで回復して小幅続伸となった。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比605ドル安まで下落した。終盤には下げ幅を縮小して103.81ドル安(-0.33%)で終了、終値ベースでは昨年3/5以来、約1年2ヵ月ぶりの安値となった。一方、ナスダックは6.72ポイント高(+0.06%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から大幅下落となり、一時前日比525円安まで下落したことや、時間外取引で米長期金利が低下したことも圧迫要因となり、ドル/円は序盤の高値130.06から129.50まで下落した。

(2)その後、日経平均株価が185円安まで下げ幅を縮小したことや、米長期金利が持ち直したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。しかし、午後に入り日経平均株価が再び下げ幅を拡大したことや、米長期金利が低下したことが圧迫要因となった。欧州時間に入り、欧州主要株価指数が下落したことや、米長期金利の指標となる米10年債利回りが時間外取引で2.900%から2.811%まで低下したことから、ドル円・クロス円は一段の下落となり、ドル/円は128.41まで下落した。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。アジアや欧州の主要株価指数が軒並み下落したことを受けて、米主要株価指数も序盤から軟調な動きとなったことから、投資家のリスク回避の動きが強まった。さらに、中国で新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減退などが世界経済に影響するとの懸念も加わり、安全資産とされる円とドルが買われた。ドルは円に対して下げが加速し、序盤の高値128.75から一時127.52まで下落して4/27以来の安値となった。

(4)下げ一服後にドルは底固い動きとなり、ドルは欧州通貨に対して上昇が続いたことから、主要通貨に対するドル指数は2002年12月以来の高値となった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことや、主要株価指数が下落したことも加わり、対円で下落となった。ユーロ/円は3/27以来、ポンド/円と豪ドル/円はそれぞれ3/17以来の安値となった。

本日のトピックス

ドル/円は、週明けの131円台から軟調な動きが続いたことから、利益確定やロスカットの売りが膨らみ、下げが加速してドル/円は一時127.52まで下落、週明けの高値から3.83円下落した。ただ、下げ一服(ドル買いポジションがある程度整理された)後は底固い動きが続いており、東京時間では129円台まで回復しており、海外時間の安値の127.52から1.80円以上戻す場面となっている。

FRBによる大幅利上げの継続期待が高まる一方で、高値を警戒する動きもあり、思惑が交錯する動きが予想されている。この様な場合には、短期的な回転の速い動きが中心となることも多いことから、注意も必要だろう。

本日の米国市場では、4月の米輸入物価指数、5月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されており、物価動向や消費者のマインドが回復しているのかどうかが注目されている。

5/13の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

4月輸入物価指数(前年比)

輸入物価指数は、輸入時の価格を指数化したものであり、特に、他の物価関連の指標と同様に国内のインフレ動向の先行指標の一つとして注目される経済指標。ただ、輸入時ということで、原油相場や為替相場の影響を受ける傾向にある。
12.1% 12.5%
前回は市場予想を上回り、2011年9月以来の高水準となった。一方、前月比でも2011年3月以来の高い伸びとなり、特に石油価格が大幅上昇となったことや、産業資材が上昇したことが影響した。今回は、前月から伸び幅の縮小が予想されており、特に4月の原油の平均価格が前月から低下したこと影響している可能性も考えられる。
23:00 米国

5月ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大消費者信頼感指数は、ミシガン大学が消費者にアンケート調査を行い、現況指数(現在)、期待指数(将来)など消費者マインドを指数化した経済指標である。速報は300人、確報は500人を対象に調査を実施し、1964年の指数を100として算出する。コンファレンス・ボード(CB)が発表する消費者信頼感指数と共に消費者マインドを見る上で重要な経済指標である。
64.0 65.2
前回の確報値は、速報値から下方修正されたものの、10年ぶりの低水準となった3月の結果からは改善した。雇用の拡大や賃金上昇が消費者のマインドを押し上げたが、1年先の期待インフレが約40年ぶりの高水準で3月から横ばいが続いたことから、物価上昇に対する懸念が圧迫要因となった。5月の速報値は、前月から低下が予想されており、特に先行きに対する消費者の懸念が圧迫要因となると見られている。
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