SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-27 22:52:20

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年6月1日

マーケットトピックス 2022年6月1日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が序盤から上昇したことや、時間外取引での米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。また、中国の経済指標が良好な結果となったことから、豪ドルなども堅調な動きとなった。その後、日経平均株価が下落に転じたことや、欧州時間に入り独DAXなど欧州主要株価指数が下落したことから、ドル円・クロス円軟調な動きが続いた。ただ、下げ一服後は値頃感の買い戻しなども入り、底固い動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された5月の米シカゴ購買部協会景気指数、5月の米消費者信頼感指数がともに市場予想を上回る結果となり、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル/円は128.89まで上昇した。一方、下落して始まった米主要株価指数が下げ幅を縮小したことから、クロス円も堅調な動きとなった。その後は、ロンドンフィキシングに向けたユーロ買い・ドル売りが観測されたこともあり、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きとなった。また、対ドルで上昇が続いたことから、欧州通貨や 資源国通貨は対円で終盤まで堅調な動きが続いた。

米株式市場では、前週末まで上昇が続いたことから、利益確定の動きが先行した。さらに、原油先物が一時2ヵ月ぶりの高値を付けたことで、米景気に影響するとの思惑やFRBによる金融引き締め加速への警戒感も意識された。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前週末比460ドル安まで下落した。その後、プラス圏まで回復する場面もあったが、終盤に再び軟調な動きとなり、222.84ドル安(-0.67%)で終了し、6営業日ぶりに反落。一方ハイテク株中心のナスダックは、49.74ポイント安(-0.41%)と4営業日ぶりに反落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。時間外取引で米長期金利が上昇したことや、月末絡みの実需のドル買い・円売りが観測されたことから、仲値公示にかけてドル/円は堅調な動きとなり、一時128.34まで上昇し5/19以来の高値を付けた。一方、上昇していた日経平均株価が下落に転じて118円安まで下落したことから、クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)中国の5月の製造業・非製造業PMIがともに市場予想を上回ったことが好感され、豪ドルは堅調な動きとなった。さらに、日経平均株価が午後に再びプラス圏まで回復したことからドル円・クロス円は底固い動きとなった。ただ、その後再びマイナス圏まで下落したこともあり、上値の重い動きが続いた。さらに、欧州主要株価指数が序盤から軟調な動きとなったことも圧迫要因となった。

(3)米国市場では、直前の欧州市場の堅調な流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。序盤に発表された5月の米シカゴ購買部協会景気指数が市場予想に反して上昇したことや、5月の米消費者信頼感指数も市場予想を上回る結果となったことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。さらに、米長期金利が上昇したことも加わり、ドル/円は序盤の128.19から128.89まで上昇する動きとなった。一方、ドル/円の上昇に加え、序盤に460ドル超下落したダウ平均株価が大幅に下げ幅を縮小したことから、クロス円も堅調な動きとなった。

(4)上昇一服後は、ロンドンフィキシングに向けたユーロ買い・ドル売りが観測されたことや、上昇していた米長期金利が低下したことから、ドルは主要通貨に対して上値の重い動きが続いた。また、対ドルで上昇が続いたこともあり、欧州通貨や 資源国通貨は対円で終盤まで堅調な動きが続いた。

本日のトピックス

ドル/円は、131円台の高値圏から調整の動きが続いたが、ここにきて再び上昇に転じている。ただ、マーケットでは、米国の景気鈍化懸念や、8月以降FRBが利上げ一旦停止するとの見方もあり、ドルの上値は重いとの見方もある。そのため、ここからの動きが注目される。特に、米経済指標の結果が良好なら、米国の景気鈍化懸念が払拭される可能性もある。

本日の米国時間では、5月の米ISM製造業景況指数と4月の米JOLT求人件数の発表が予定されており、週末の米雇用統計を見る上で注目されている経済指標である。市場予想では、前回結果からの鈍化が予想されており、結果とマーケットの反応に注目したい。

6/1の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月ISM製造業景況指数

ISM製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の製造業の景況感指数であり、製造業の購買・供給管理責任者に対するアンケートを集計した指数。50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
54.5 55.4
前回は市場予想を下回り、2020年9月以来の低水準となった。新規受注と生産、雇用が低下したことが影響した。ただ、景気の拡大・縮小の判断基準となる50は維持された。今回は、3ヵ月連続の低下が予想されており、予想通りの結果なら2020年7月以来低水準となる。特に、予想以上の低下となる場合には、ドルの圧迫要因となる可能性も考えられる。
23:00 米国

4月JOLT労働調査[求人件数]

JOLTS 労働調査(求人件数)は、米労働統計局が求人状況を測定するために実施する調査で、小売業や製造業など各業種の雇用データをもとに算出する統計。
1140.0万件 1154.9万件
前回は市場予想を上回り、過去最高を更新した。賃金の上昇を背景に、自発的な離職者も過去最高を更新し、企業側が人員確保に苦慮していることが示された。今回は、前月から減少が予想されているが、依然として高い水準が維持されると見られている。

本日のトレードポイント

※出所:FX総合分析チャート 

ドル/円は、高値の131.349からの下落が一服して再び堅調な動きとなっている。ここから、上値の重要なポイントである一目均衡表の基準線(128.851)を完全に上抜ければ、再び130円台を目指す展開となる可能性もあり、ここからの動きが注目される。

また、目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが上向きに転換していることから、ここから両線がクロスして、両線が共に上向きとなれば、目先の上昇を示唆する形状となることから、ここからの形状が注目される。

今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.