SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-28 01:18:43

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年6月21日

マーケットトピックス 2022年6月21日

前営業日トピックス

東京市場では、前週末の海外市場の流れを受けて、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。しかし、上昇一服後は上値の重い動きとなり、さらに上昇して始まった日経平均株価が440円超下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。午後には、ドルが主要通貨に対して下落したことから、ドル/円も上値の重い動きが続いた。さらに、岸田首相と黒田日銀総裁が意見交換をし、急激な円安は憂慮すべきとの話があったとの報道を受けて円が買われた。ただ、その後は再び円が売られ、さらに欧州通貨や資源国通貨が対ドルで上昇したことから、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

米国市場では、序盤からドル円・クロス円は堅調な動きとなった。米国市場が休場で新規材料に乏しい中、日米の金融政策の違いが引き続き意識され、ドル買い・円売りが優勢となった。ドル/円は、135.15まで上昇したものの、日本当局の円安牽制への警戒感も根強く、上値は限定的だった。一方、ラガルドECB総裁が7月と9月に利上げを予定との発言を受けて、ユーロ/円は142.36まで上昇し、6/10以来の高値を更新した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、海外時間に付けた高値135.43を上抜けて135.45まで上昇したものの、6/15に付けた1998年10月以来約24年ぶりの高値の135.60には届かった。

(2)上昇一服後は上値の重い動きとなり、さらに前週末比193円高で始まった日経平均株価が下落に転じ、442円安まで下落したことも加わり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、ドルは主要通貨に対して下落したことから、対円でも上値の重い動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで上昇したことから、対円でも堅調な動きとなった。その後、岸田首相と黒田日銀総裁が会談し、急速な円安は好ましくないとの意見交換したとの報道を受けて、円が買われる動きとなった。しかし、欧州時間に入り、欧州主要株価指数が堅調な動きとなったこともあり、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。

(3)米国市場では、欧州市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から堅調な動きとなった。米国がジューンティーンスの振り替え休日で主要市場が休場で新規材料に乏しい中、日米の金融政策の違いが引き続き意識され、ドル買い・円売りが優勢となった。ドル/円は135.15まで上昇したものの、米国市場の休場で市場参加者が少なかったことや、日本当局の円安牽制への警戒感も根強く、上値は限定的だった。一方、ラガルドECB総裁が7月と9月に利上げを予定と発言したことや、ラトビア中銀総裁が7月に0.25%、9月に0.50%の利上げを支持すると発言したことを受けて、ユーロ/円は142.36まで上昇し、6/10以来の高値を更新した。

本日のトピックス

改めて、ECBが7月と9月に利上げを決定する可能性が示されたことから、日本との金融政策の違いが意識され、ユーロ/円は堅調な動きとなっている。また、FRBの利上げ期待も高いことから、円は主要通貨に対して軟調な動きが続くと見られている。ただ、急速な円安に対する日本当局の牽制への警戒感も根強く、上値は限定的との見方もあり、ここからの動きが注目されている。

休場明けの米国市場では、米中古住宅販売件数の発表が予定されており、4ヵ月連続の減少が予想されている。引き続き、住宅市場の鈍化が示されると予想されており、米国の景気鈍化への懸念が高まる場合にはドルは上値の重い動きとなる可能性も考えられる。

6/21の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

5月中古住宅販売件数

中古住宅販売件数は、所有権が移転した中古住宅の販売件数であり、米国の景気動向を見る上で重要視されている経済指標の一つである。所得やローン金利の動向に影響を受けることから、ローン金利動向やローン申請件数と関係も深い。
540万件 561万件
前回は、市場予想を下回り、3ヵ月連続の減少で2020年6月以来の低水準となった。住宅価格の上昇に加え、住宅ローン金利の上昇が影響した。30年物の住宅ローン金利は年初時点の3.5%から5.5%まで上昇した。今回は、前回からさらに減少が予想されており、住宅市場の鈍化傾向は鮮明になると見られている。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.