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2024-04-28 06:53:13

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年8月24日

マーケットトピックス 2022年8月24日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の流れを受けてドルは序盤から堅調な動きとなり、一時137.71まで上昇して7/22以来の高値を更新した。しかし、日経平均株価が下落して始まり、一時390円超下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、米長期金利の低下や、実需のドル売り・円買いが観測されたことも圧迫要因となった。欧州時間では、低下した米長期金利が上昇に転じたことから、ドルは再び堅調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された米経済指標が軒並み悪化したことから、ドルは主要通貨に対して下落した。さらに、米長期金利が急速に低下したことからドルは一段の下落となり、ドル/円は135.81まで下落した。一方、欧州通貨や資源国通貨もドル/円の下落に連れ安となった。ただ、その後はパウエルFRB議長の講演を控えて思惑が交錯し、米長期金利が持ち直した動きに合わせてドルも底固い動きとなり、ドル/円は136.88まで値を戻した。

米株式市場では、序盤に発表された米経済指標が軒並み悪化したことから、米景気後退を懸念した売りが優勢となった。さらに、パウエルFRB議長の講演を控えて、積極的な利上げ継続を表明することへの警戒感も圧迫要因となった。ダウ平均株価は、序盤に前日比74ドル高まで上昇したものの、その後は下げに転じて一時204ドル安まで下落した。終盤にはやや下げ幅を縮小し、154.02ドル安(-0.47%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、0.27ポイント安(0.00%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の流れを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。一方、クロス円はドル/円の上昇に連れ高となった。ドル/円は、海外時間に付けた137.65を上抜けて137.71まで上昇して7/22以来の高値を更新した。しかし、日経平均株価が下落して始まり、一時前日比399円安まで下落したことに加え、仲値公示にかけて実需のドル売りが観測されたことから、ドル円・クロス円は下落に転じた。さらに、米長期金利が低下したことから、ドル/円は137.71から137.07まで下落した。

(2)下げ一服後は、底固い値動きが続いたものの、欧米の株価先物が下落に転じたことや、米長期金利が下げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。その後、欧州時間に入り米長期金利が上昇に転じたことから、ドルは堅調な動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された8月の米製造業PMIが予想以上に低下したことや、7月の米新築住宅販売件数が2016年1月以来、6年半ぶりの低水準となるなど、米経済指標が軒並み悪化したことから、米景気の先行き懸念を背景にドルは主要通貨に対して下落した。さらに、米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.074%から2.981%まで急速に低下したことからドルは一段の下落となり、ドル/円は指標発表直前の137.52から135.81まで下落した。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで上昇したものの、米主要株価指数の下落もあり、ドル/円の下落に連れ安となった。

(4)その後はパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を控えて思惑が交錯したことや、米2年債入札が冴えない結果となり金利が全般上昇となり、米10年債利回りが3.061%まで回復する動きに合わせてドルも底固い動きとなり、ドル/円は136.88まで値を戻した。

本日のトピックス

26日の米ジャクソンホール・シンポジウムのパウエルFRB議長の講演での発言内容が注目されており、ここまでの金融当局者のタカ派発言が続いたことに合わせてタカ派的な見解を示すとの見方がある一方、雇用統計や消費者物価指数の発表を控えていることもあり、タカ派的な発言を控えるのではとの見方もあり、思惑が交錯する展開が続くと見られている。

本日の米国市場では、7月の米耐久財受注、7月の中古住宅販売仮契約の発表が予定されており、昨日発表された製造業、住宅関連の米経済指標が軒並み悪化したことで、米景気後退懸念が意識され、ドルは一時大きく下落した。指標結果を受けて、FRB議長の講演での発言が変わるとは考えにくいものの、米景気減速懸念が強まる場合には、ここまでの利上げペースに関する思惑が交錯する可能性も考えられ、昨日同様にドルが乱高下する可能性も考えられる。

8/24の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

7月耐久財受注(前月比)

耐久財受注(Durable Goods Manufacture's Orders)は、米国の耐久財(耐久年数3年以上)の新規受注額を集計した指標であり、設備投資の先行指標として注目されている。特に、変動の大きい輸送用機器などを除いた受注額が民間の設備投資の先行指標として注目されている。
0.8% 2.0%
前回は市場予想を上回り、2ヵ月連続の上昇となった。航空機の急速な上昇が支援材料となり、またコア指数も市場予想を上回るなど、金利上昇にも関わらず堅調さを維持していることが示された。今回は、伸び幅の縮小が予想されているが、堅調さが維持されると見られている。特に、航空機が一服した場合のコア指数の結果に注目したい。
23:00 米国

7月中古住宅販売仮契約(前月比)

中古住宅販売仮契約は、全米不動産業者協会が発表する中古住宅販売の仮契約を指数化したもの。2001年を100として表す。仮契約は通常1-2ヵ月以内に本契約に移行するため、仮契約指数は中古住宅市場の先行指数とされる。
-2.5% -8.6%
前回は市場予想を下回り、2020年4月以来の大幅なマイナスとなった。住宅価格の上昇や、住宅ローン金利の上昇が影響して、購入が手控えられていることが示された。今回は、マイナス幅の縮小が予想されているものの、2ヵ月連続のマイナスが予想されている。
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