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2024-04-28 04:28:26

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2022年10月12日

マーケットトピックス 2022年10月12日

前営業日トピックス

東京市場では、時間外取引で米長期金利が上昇したことを受けて、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで下落したことや、日経平均株価が大幅下落となったことを受けて、対円でも上値の重い動きとなった。その後、官房長官の円安に対する牽制発言を受けて、ドル/円は下落する場面もあった。

米国市場では、NY連銀が発表した1年先の期待インフレが5.4%(前月5.7%)と1年ぶりの低水準となったことを受けて米長期金利が低下となり、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ただ、終盤には米長期金利が持ち直した動きに合わせてドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ドル/円は一時145.90まで上昇して9/22の高値と面合わせとなった。一方、英中銀総裁が緊急措置の超長期国債の買い入れの終了に言及したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落となった。

米株式市場では、FRBによる急激な金融引き締めへの警戒感が引き続き材料視され、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。その後、NY連銀が発表した1年先の期待インフレが1年ぶりの低水準となったことを受けて買いが優勢となった。ただ、終盤には低下していた米長期金利が持ち直したことが圧迫要因となった。ダウ平均株価は、序盤に前日比128ドル安まで下落したものの、その後は上昇に転じて上げ幅を拡大して405ドル高まで上昇した。ただ、終盤には再びマイナス圏まで下落したが、引けにかけて持ち直して36.31ドル高(+0.12%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、115.91ポイント安(-1.10%)で終了、5営業日続落となった。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)休場明けの東京市場では、日経平均株価が序盤から大幅下落となり、一時前週末比569円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、その後は時間外取引で米長期金利が上昇したことから、ドル/円は堅調な動きとなった。

(2)午後に入り、米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.944%から4.004%まで上昇したことから、ドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。ドル/円は、145.85まで上昇したものの、円買い介入への警戒感も根強く、その後は上値の重い動きとなった。一方、欧州通貨や資源国通貨は、対ドルで下落したことや、日経平均株価が下げ幅を拡大して746円安まで下落したことから、対円でも軟調な動きとなった。その後、松野官房長官が「為替市場の動向を注視」、「過度の変動には適切な対応取りたい」と発言したことを受けて、ドル/円は下落するなど、上値の重い動きとなった。

(3)米国市場では、NY連銀が発表した1年先の期待インフレが5.4%(前月5.7%)と1年ぶりの低水準となり、米長期金利が低下したことを受けて、ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ドル/円は、序盤の高値145.79から145.43まで下落した。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで上昇したことから、対円でも堅調な動きとなった。

(4)終盤にかけて米長期金利が持ち直した動きに合わせてドルは主要通貨に対して堅調な動きとなり、ドル/円は一時145.90まで上昇して9/22の高値と面合わせとなった。一方、英中銀総裁が「英国債購入は金融安定化介入であることを明確にすることが重要」、「介入は一時的なもので週末までに手を引く」と緊急措置の超長期国債の買い入れの終了に言及したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落となり、ポンド/円は162.00から159.73まで下落した。

本日のトピックス

前日の海外市場では、ドル/円が145.90まで上昇して介入が実施された9/22の高値と面合わせとなった。円買い介入への警戒感が高まる中、東京時間では高値を上回り一時146.22まで上昇し、1998年8月以来24年ぶりの高値を更新した。ただ、円買い介入への警戒感も根強く、上値の重い動きとなった。引き続き、146.00を挟んだやや値動きの荒い展開が続く可能性も考えられる。

本日の米国市場では、9月の米生産者物価指数の発表が予定されているが、翌日発表予定の消費者物価指数の結果が注目されている中、どのような結果となるのか注目されている。市場予想と乖離する結果となる場合には、動きが出る可能性も考えられる。

10/12の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

9月生産者物価指数(前年比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
8.4% 8.7%
前回は市場予想を下回り、2ヵ月連続の低下で2021年8月以来の低水準となった。エネルギー価格の低下が影響したが、依然として高水準が続いている。9月は原油価格が前月から10ドル以上下落したこともあり、今回も一段の低下が予想されている。
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