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2024-04-29 03:32:19

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年3月15日

マーケットトピックス 2023年3月15日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が大幅下落したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。ただ、仲値公示にかけて実需のドル買いのほか、時間外取引で米長短金利が上昇したことを受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、その後一転して米長短金利が低下したことから、ドル円・クロス円も急速に下落するなど、値動きの荒い展開となった。また、欧州時間に入ると、再び米金利が上昇に転じると、ドル円・クロス円も堅調な動きとなった。

米国市場では、2月の米消費者物価指数が8ヵ月連続で鈍化したが、コア指数が前月比で上昇となったこともあり、米金利の上昇に伴いドルも堅調な動きとなった。さらに、金融システム不安が後退したとの見方や、米利上げ観測が再燃したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。その後、地政学的リスクの高まりを背景に、米主要株価指数が軒並み上げ幅を縮小すると、ドル円・クロス円も上値の重い動きとなった。

米株式市場では、序盤に発表された2月の米消費者物価指数が前年比で8ヵ月連続の鈍化となったことから、投資家のリスク回避の動きが和らぎ、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。その後、金融不安が根強いことに加え、ロシア軍の戦闘機と米無人偵察機が衝突したとの報道を受けて上げ幅が縮小する場面もあったが、終盤には再び堅調な動きとなった。ダウ平均は、序盤に一時前日比487ドル高まで上昇したものの、その後は下落に転じて一時13ドル安まで下落した。引けにかけて再び堅調な動きとなり、336.26ドル高(1.06%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、239.31ポイント高(2.14%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、ドル円・クロス円は序盤から軟調な動きとなった。さらに、日経平均株価が序盤から下落し、一時前日比728円安まで下落したことも加わり、軟調な動きとなった。その後、時間外取引で前日大幅に低下した米2年債利回りが、序盤の4.022%から4.105%まで上昇、また米10年債利回りも3.533%から3.565%まで上昇した動きに合わせて、ドル買い・円売りが優勢となり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は序盤の安値133.03から133.96まで上昇した。

(2)その後は上昇一服となり、米国時間に米消費者物価指数の発表を控えていることもあり、ドル円・クロス円は小動きとなった。しかし、日本の株式市場終了後に一転して米2年債利回りが4.192%から3.857%まで急低下、米10年債利回りも3.578%から3.469%まで低下したことを受けて、ドル円・クロス円は下落した。ただ、その後再び米金利が上昇に転じたことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された2月の米消費者物価指数が予想通り8ヵ月連続の鈍化となったが、コア指数が前月比で上昇したこともあり、政策金利動向に敏感な米2年債利回りが4.210%から4.394%まで、米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.544%から3.681%までそれぞれ上昇するなど、米金利の上昇に伴いドルも堅調な動きとなった。さらに、金融システム不安が後退したとの見方や、米利上げ観測が再燃したこともあり、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(4)上昇一服後は、ロシア軍の戦闘機と米無人偵察機が衝突したとの報道を受けて、地政学リスクの高まりを背景に米主要株価指数が軒並み上げ幅を縮小すると、ドル円・クロス円も上値の重い動きとなった。ドル/円は、米消費者物価指数発表直後に付けた安値133.85から一時134.90まで上昇したが、その後は133.99まで下落した。

本日のトピックス

前日の海外市場で発表された2月の米消費者物価指数が予想通りの結果となり、依然として高水準が維持されたことを受けて、FRBの利上げ観測が再燃してドルは堅調な動きとなった。米金利先物市場では、来週のFOMCで0.25%の利上げ確率が80%程度織り込んだ水準で推移しているが、金利据え置きの可能性も20%程度を織り込んでいる。引き続き思惑が交錯して金利が変動するなど神経質な動きが続く可能性も考えられる。

本日の米国市場では、2月の米生産者物価指数、2月の米小売売上高、3月のニューヨーク連銀製造業景気指数などの発表が予定されており、米物価や景気動向を見る上で重要視されている指標発表が予定されていることから、結果が注目される。

3/15の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:30 米国

3月ニューヨーク連銀製造業景気指数

NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業の景況感などを指数化した経済指標である。製造業に関連した新規受注・雇用・在庫など、指数化された数値が発表される。数値はゼロが景況の判断の基準となる。
-8.0 -5.8
前回は市場予想を上回り、2020年5月以来の大幅なマイナスとなった前回結果から改善した。ただ、3ヵ月連続のマイナスで、製造業の鈍化傾向が続いていることが示された。今回は、マイナス幅の拡大が予想されており、FRBの利上げ継続の影響が根強いことが示されると見られている。
21:30 米国

2月小売売上高(前月比)

小売売上高は、米国商務省が百貨店やスーパーの売上調査を基にして発表している指標である。個人消費はGDPの約70%を占めており、小売売上高は個人消費の動向を見る上で重要な経済指標の一つであり、米国経済に与える影響も大きいため注目されている。
-0.4% 3.0%
前回は市場予想を上回り、2021年3月以来の大幅な伸びとなった。賃金の上昇などを背景に、13項目すべてで増加となり、自動車、家具、レストランなどの伸びが目立った。今回は、前月の反動でマイナスが予想されており、予想通りなら2ヵ月ぶりのマイナスとなる。
21:30 米国

2月生産者物価指数(前年比)

生産者物価指数(PPI=Producer Price Index)は、米国内の販売業者の販売価格を調査し、算出した物価指数。特に、振れ幅の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が重要視されており、消費者物価指数(CPI)と同様にインフレ圧力を測る指標として注目されている。
5.4% 6.0%
前回は市場予想を上回ったものの、7ヵ月連続の低下で2021年3月以来の低水準となった。しかし、利上げ継続にも関わらず、依然として高い水準が続いている。今回は前月からさらに伸び幅の低下が予想されており、約2年ぶりに6%台を下回ると見られている。
23:00 米国

3月NAHB住宅市場指数

NAHB住宅市場指数は、全米住宅建築業者協会(NAHB)が加盟業者を対象にした一戸建て住宅の販売状況調査を基にした指数。50が判断の基準となり、50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示すことから、住宅市場の先行指標となる。
41 42
前回は市場予想を上回り、2ヵ月連続の上昇となり、昨年9月以来の高水準となった。住宅ローン金利の上昇が緩和されたことを受けて、一戸建て住宅の現状販売、見通し、見込み客足指数のいずれも上昇しており、住宅市場の楽観的な見方が増加していることが示された。今回は、前回からの低下が予想されているものの、住宅市場の悪化につながるとは見られていない。
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