SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-27 23:34:03

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年4月5日

マーケットトピックス 2023年4月5日

前営業日トピックス

東京市場では、日経平均株価が堅調な動きとなったことや、時間外取引で米長期金利が上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。さらに、仲値公示にかけて実需のドル買いが観測されたこともドルの押し上げ要因となった。一方、豪中銀が政策金利の据え置きを決定したことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。その後、欧州市場では、欧州主要株価指数が上昇したことや、米金利上昇を受けて、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

米国市場では、序盤に発表された2月米JOLT求人件数が市場予想を下回ったことから、労働市場の逼迫懸念の後退との見方が広がり、米長期金利の低下とともにドルは主要通貨に対して下落した。ドル/円は一時131.52まで下落し、3/29以来の安値を付ける場面もあった。一方、ユーロは対ドルで堅調な動きとなり、2/2以来の高値を更新した。

米株式市場では、前日までダウ平均の上昇が続いたこともあり、序盤から利益確定の売りが先行した。さらに、2月の米JOLT求人件数が市場予想を下回ったことを受けて、米景気の先行き不透明感が高まったことも圧迫要因となり、主要株価指数は下げ幅を拡大した。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、一時前日比325ドル安まで下落した。その後は下げ幅を縮小して198.77ドル安(-0.59%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、63.12ポイント安(-0.52%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)東京市場では、昨日発表された米経済指標が軒並み市場予想を下回る冴えない結果となったことでドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった流れが一服し、ドルは序盤から小動きの展開となった。その後、日経平均株価が序盤から堅調な動きとなったことや、米長期金利が上昇したことからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤の132.17から132.94まで上昇した。

(2)上昇一服後、上昇していた米長期金利が低下したことから、ドル円・クロス円も下落する場面もあったが、米長期金利が持ち直すとドル円・クロス円も再び上昇した。一方、オーストラリア中銀が政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを3.60%に据え置くことを決定したことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して下落となり、豪ドル/円は発表直前の90.16から89.65まで下落した。欧州市場では、欧州主要株価指数が序盤から堅調な動きとなったことや、米長期金利が低下したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。

(3)米国市場では、序盤に発表された2月米JOLT求人件数が市場予想を下回る993万件となり、2021年5月以来の1000万件割れとなったことを受けて、労働市場の逼迫懸念の後退との見方が広がり、米長期金利の低下とともにドルは主要通貨に対して下落した。米長期金利の指標となる10年債利回りは、序盤の3.482%から3.333%まで低下して2週間ぶりの低水準となり、ドル/円も序盤の133.08から131.52まで下落して3/29以来の安値となった。一方、ユーロは対ドルで序盤の1.0887から1.0973まで上昇となり、2/2以来の高値を更新した。

本日のトピックス

昨晩発表された2月米JOLT求人件数が市場予想を下回り、約2年ぶりに1000万件を割り込んだことで、労働力需要の逼迫懸念が後退し、米景気の先行き不安が高まり、ドルは軟調な動きとなった。さらに、FRBの利上げサイクルの終了が近いとの思惑から米長期金利が低下したこともドルの圧迫要因となった。

ここまで労働市場の逼迫観測を背景とした賃金の上昇もFRBの利上げの一因となっていたが、労働市場の鈍化が明確になると年内の利下げの思惑も高まってくる。昨日の結果を受けて、金利先物市場では、9月にも0.25%の利下げを織り込む水準となっている(先週までは11月が織り込まれていた)。

このことから、週末の雇用統計はもちろんのこと、ここから発表される米国の雇用関連の経済指標の結果が注目されるだろう。昨日同様に、結果を受けて思惑が交錯して米金利が動き、その動きにドルが敏感に反応する展開が予想される。本日の米国市場では、ADP雇用統計に加え、ISM非製造業景況指数の発表が予定されており結果が注目されている。

4/5の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
21:15 米国

3月ADP雇用統計

ADP雇用統計は、民間の給与計算代行サービス会社であるADP(Automatic Data Processing)社のデータを用いて、マクロエコノミック・アドバイザーズ社が発表している雇用統計。2200万人の支払い給与の動向に基づき算出、通常米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されるため、米国雇用統計の結果を予想する上でよく参考にされる。
21.0万人 24.2万人
前回は市場予想を上回り、2021年1月以来の低い伸びとなった1月の結果から改善した。労働需要が堅調であることが示され、それに伴い賃金の上昇にも繋がっている。娯楽、ホスピタリティー、金融などで伸び、サービス業でも雇用が増えつつあった。今回は伸び幅の低下が予想されており労働市場の軟化が示されるのか注目されている。
23:00 米国

3月ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景気指数は、全米供給管理協会(Institute for Supply Management=ISM)が発表する米国の非製造業(サービス業)の景況感を示す指数。管理責任者に対するアンケートを集計した指数であり、50が景気の拡大・後退の判断基準であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退と判断する。
54.3 55.1
前回は市場予想を上回ったものの、前月から小幅低下した。2月は受新規注が約1年ぶりの高水準となったことや、雇用が大きく上昇したものの、景況指数、仕入価格が低下したことが影響した。今回は小幅低下が予想されており、雇用や新規受注が引き続き堅調な結果が維持されるのか注目されている。
今すぐFX口座を開設
FX取引サイトへ

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
  • 為替レートは、レポート作成にあたりSBIリクイディティ・マーケット社がBloomberg等のデータを参考に取得したレートであり、当社における実際の取引レートとは異なります。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

【FXデビュープログラム】FX口座の新規開設&お取引で最大700,000円キャッシュバック!

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 米株デビューコンテンツ(GWも取引できる!)

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.