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2024-04-28 06:59:40

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年9月22日

マーケットトピックス 2023年9月22日

前営業日トピックス

東京市場では、米FOMC後の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は、一時148.46まで上昇して昨年11/1以来10ヵ月ぶり高値を更新した。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことや、日経平均株価が大幅な下落となったことを受けて、対円でも軟調な動きとなった。週末の日銀の金融政策発表では、政策の現状維持がコンセンサスとなっており、日米金利差が一段と拡大するとの見方からドル/円は底固い動きが続いた。ただ、欧州時間に入ると、欧州主要株価指数が序盤から下落したこともあり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

NY市場では、序盤に発表された米経済指標が強弱まちまちの結果となったことを受けて、ドルの上値は限定的だった。その後に発表された米住宅関連の経済指標が1月以来の低水準となったことや、欧米の主要株価指数が大幅下落となったことを受けてリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。一方、英中銀が政策金利の据え置きを発表したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落となった。

米株式市場では、前日のFOMCでタカ派姿勢が示されたとの見方から、米金融引き締めが長期化するとの観測が引き続き材料視され、主要株価指数は序盤から軟調な動きとなった。さらに、労働市場の堅調さが示されたことも金融引き締めの長期化観測を後押しした。ダウ平均株価は、序盤から軟調な動きとなり、終盤に一時前日比382ドル安まで下落した。引けにかけて安値圏を維持したまま、370.46ドル安(-1.08%)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダックは、米金利の上昇が影響して下げ幅を拡大し、245.15ポイント安(-1.82%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)FOMCでFF金利の誘導目標が据え置きとなったものの、タカ派姿勢が示されたことで年内の追加利上げ観測が強まったことを受けて、堅調な動きとなった前日の海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から堅調な動きとなった。ドル/円は序盤の148.18から148.46まで上昇し、昨年11/1以来の高値を更新した。一方、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで下落したことや、日経平均株価が序盤から180円超下落したことから、対円でも軟調な動きとなった。その後、時間外取引で上昇していた米長期金利が低下に転じたことや日経平均株価が下げ幅を拡大したことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。

(2)午後に入り、日経平均株価が下げ幅を拡大して一時前日比473円安まで下落したことから、クロス円は一段の下げとなった。ただ、引き続き年内のFRBの追加利上げ期待や、日銀の金融政策発表で現状維持が予想されていることを背景に、日米の金利差拡大観測からドル/円は底固い動きとなった。欧州時間では、欧州主要株価指数や米株価先物が下落したことでリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。

(3)米国市場では、新規失業保険申請件数が市場予想の22.5万件を下回る20.1万件と1月以来の低水準まで改善したものの、フィラデルフィア連銀指数が予想の-1.0を大幅に下回る-13.5となったことを受けて、ドルの上値は限定的だった。ドル/円は、序盤の147.92から148.06まで上昇したものの、その後に発表された米中古住宅販売件数が市場予想の410万件を下回る404万件と1月以来の低水準となったことや、欧米の主要株価指数が大幅下落となったことを受けてリスク回避の動きが強まり、ドル円・クロス円は軟調な動きとなり、ドル/円は147.32まで下落した。一方、英中銀の金融政策発表では、市場予想に反して政策金利の据え置きを発表したことを受けて、ポンドは主要通貨に対して下落となり、対円で8/7以来、対ドルでは3/27以来の安値を付けた。

本日のトピックス

日銀の金融政策発表と植田日銀総裁の発言に注目が集まっており、それまでは様子見ムードが強まり、限定的な動きが予想されている。マーケットでは、政策の現状維持が予想されているが、植田日銀総裁の会見でのトーンに注目したい。マーケットでは、ハト派姿勢が維持されると見られており、FOMCのタカ派姿勢を考えれば、日米の金利差拡大観測からドル高方向に推移すると見られているが、ハト派姿勢からタカ派寄りにシフトしたと受け止められる場合には、円高方向に推移する可能性が考えられる。このことから、植田日銀総裁の発言内容とマーケットの反応に注意したい。

海外市場では、ドイツやユーロ圏、また米国でも製造業PMIの発表が予定されており、今回は9月の速報であることから、前月の結果や市場予想と乖離する場合には反応が大きくなる可能性も考えられる。また、日銀の金融政策発表や植田日銀総裁の会見での発言を受けて、海外時間での金利動向にも注目したい。

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