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2024-04-28 14:02:41

マーケット > レポート > マーケットトピックス 2023年10月25日

マーケットトピックス 2023年10月25日

前営業日トピックス

東京市場では、前日の海外市場の軟調な動きが一服し、ドルは序盤から堅調な動きとなった。しかし、米長期金利が低下したことや、日経平均株価が下落に転じたことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。午後に入り、日経平均株価が再びプラス圏まで上昇したことから底固い動きとなったものの、その後は米長期金利が低下幅を拡大したことから一段の下落となった。一方、ドイツやユーロ圏の経済指標が冴えない結果となったことから、ユーロはドルや円に対して下落した。

米国市場では、欧州時間の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から主要通貨に対して堅調な動きとなった。序盤に発表された米長期金利の上昇や米製造業PMIが市場予想を上回ったことも影響し、ドル/円は149.92まで上昇した。その後、149.75まで下落する場面もあったが、終盤にかけては再び堅調な動きとなり、149.90台まで値を戻した。

米株式市場では、米企業の四半期決算が良好な内容となったことを好感して主要株価指数は序盤から堅調な動きとなった。その後、上げ幅を縮小する場面もあったが、今後の決算発表に対する期待感が高まったこともあり、底固い動きが続いた。ダウ平均株価は、序盤から堅調な動きとなり、前日比335ドル高まで上昇した。その後、一時52ドル高まで上げ幅を縮小する場面もあったが、終盤にかけて再び堅調な動きとなり、204.97ドル高(+0.62%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは、121.55ポイント高(+0.93%)で終了した。

米ドル/円

※出所:FX総合分析チャート10分足

(1)前日の海外市場の軟調な動きが一服し、ドルは序盤から堅調な動きとなった。その後、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じ、一時前日比447円安まで下落したことから、ドル円・クロス円は軟調な動きとなった。さらに、時間外取引で米長期金利が低下したことも加わり、ドル/円は序盤の高値149.79から149.50まで下落した。

(2)日経平均株価が下げ一服となり、午後にはプラス圏を回復して156円高まで上昇したことから、ドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、米長期金利が下げ幅を拡大したことから、ドル/円は再び軟調な動きとなった。一方、ユーロ圏やドイツの製造業PMIが低下したことで、景気後退に陥るとの懸念が広がったことから、ユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。

(3)米国市場では、欧州時間の流れを引き継ぎ、ドルは序盤から主要通貨に対して堅調な動きとなった。米長期金利の上昇が続いたことがドルの押し上げ要因となり、さらに10月の米製造業PMIが市場予想の49.5を上回る50.0となり、6ヵ月ぶりに50を回復したこともドルの支援材料となった。ドル/円は、序盤の149.76から149.92まで上昇したが、心理的な節目となっている150円台に近づくと政府・日銀による為替介入への警戒感が意識されて149.75まで下落する場面もあった。ただ、終盤にかけては再び堅調な動きとなり、149.90台まで値を戻した。一方、ユーロは米国時間に入ってもドルや円に対して軟調な動きが続いた。

本日のトピックス

昨日の海外市場では、ドル/円は一時149.92まで上昇したものの、政府・日銀による為替介入への警戒感が意識されて下げる場面もあり、依然として150円台手前近辺では上値の重い動きとなった。引き続き、150円台手前で上値の重い動きが続くのか、150円を突破する動きが見られるのか注目されている。また、150円台乗せとなった場合でも、早急に押し戻されるのか、一段の上昇となるのか(その後押し戻される)のか注目されている。

一方、昨日ユーロ圏やドイツの製造業PMIが冴えない結果となったことで、リセッション懸念が意識されてユーロは主要通貨に対して軟調な動きとなった。26日にECB理事会の結果発表・ラガルド総裁の会見が予定されており、特に景気動向に関する総裁の発言が注目されている。そのため、発表や会見までは限定的な動きとなる可能性も。

本日の米国市場では、9月の米新築住宅販売件数の発表が予定されており、前月からの改善が予想されている。ただ、マーケットでは翌日の第3四半期GDP速報値の結果が注目されており、反応は限定的と見られている。一方、カナダ中銀の金融政策発表も予定されており、政策金利の据え置きが予想されているが、こちらも反応は限定的と見られている。ただ、今後の政策(追加利上げの可能性などを匂わせる場合)に関する総裁の発言次第では敏感に反応する可能性もある考えられる。

10/25の注目材料

時間 国・地域 経済指標・イベント 予想 前回
23:00 米国

9月新築住宅販売件数

新築住宅販売件数は、米国内で販売された新築住宅件数(売買契約締結時点)を集計した経済指標であり、地域別の販売件数や販売価格、一戸建やコンドミニアム、集合住宅を含めた数字も発表されている。そして、景気動向の先行を見る上で注目されている指標の一つである。
68.2万件 67.5万件
前回は市場予想を下回り、2022年2月以来の高水準となった7月の結果から減少となり、今年3月以来の低水準となった。高止まりしている住宅価格と住宅ローン金利が影響していることが示された。今回は、前回から増加が予想されており、中古住宅の改善が見られておらず、新築住宅は底固い結果が見込まれている。
23:00 カナダ

政策金利

なし
5.00% 5.00%
前回は市場の予想通り政策金利の据え置きが決定された。インフレ圧力が引き続き懸念されており、追加利上げの可能性が残っているとの見方もある。ただ、9月のインフレ指標が市場予想を下回ったこともあり、追加利上げは当面は見送られるとの見方が強まっており、今回も据え置き予想が大勢となっている。
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