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2024-05-03 23:36:37

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日経平均が暴落!ジャクソンホールサプライズで下落トレンドに転換

2022/8/29

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1米長期金利の上昇で売り先行も底堅く推移

先週の225先物は週間で320円安(下落率1.11%)の28,610円と反落。

経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」を控え、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派発言を警戒して米長期金利が上昇するなか、米ナスダック総合指数の大幅下落が続き、投資家心理が悪化。

225先物も週初から売りが先行し、22、23日で合計540円も下落した。なお、米10年債利回りは24日には3.1%まで上昇。週半ば、欧米の8月総合購買担当者景気指数(PMI)が2カ月連続で50割れとなったほか、米7月新築住宅販売件数も2016年来で最低となると、景気後退懸念が強まり、225先物は24日に一時28,200円台まで下落。

ただ、前の週末からの続落で自律反発狙いの買いも入り、下げ渋り。週後半の25、26日はパウエル議長の講演を控えるなか模様眺めムードが支配的だったが、それでも週前半からは一転して190円高、100円高とそれぞれ上昇。

米7月耐久財受注でコア資本財の受注が予想を上回ったことや、バイデン米大統領が発表した学生ローン減免による個人消費の下支えへの期待から、景気減速懸念が後退した。

8月19日時点の裁定残高は、ネットベースで1兆1,895億円の買い越し(前週は1兆557億円の買い越し)と増加した。株数ベースでは、4億1,524万株の買い越しで、8月12日時点(3億8,002万株の買い越し)から増加している。

日経平均と裁定残(8月19日時点)

TOPIX 売り方上位は前週と同じUBSとドイツ

週初から先物主導で下落するなか、裁定売り(先物買い・現物売り)の動きが働き、225先物ではAアムロCが買い方トップ。

売り方ではドイツ、JPモルガン、大和が並んだ。一方、TOPIX先物の売り方では前週に続きUBSとドイツが累計上位に並んだ。買い方ではソジェン、バークレイズに並んでSBIが累計上位に入った。

日経225先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

TOPIX先物手口(期近) 週間累計上位15社(売り買い差し引き)

  • ※各取引所より発表される売り買い上位20社のデータをもとに、売り買いの差し引き週間累計の上位順に表示してあるため、日々ベースで上位となっている証券会社でも表示されていないケースがあります。また日々発表される手口は20位以下が未発表であるため、差し引きが実際とは異なる(大きく傾いて表示される)場合があります。日々の手口は限月間スプレッドを含み、イブニング、立会外及びSGXは含んでいませんが、推定建玉はイブニング、立会外の分も加味しています。尚、推定建玉は週初一回のみ各取引所より発表される建玉残に日々の売り買い差し引き枚数を加減算した推計値となっています。

2日経VIは小幅上昇、週前半にプット買い強まる

先週の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は週間で0.61pt高(上昇率3.37%)の18.72と上昇。週前半の株式市場の下落局面でのプット(売る権利)買いが優勢となり、日経VIは小幅ながら上昇した。

プットでは権利行使価格28,000円、27,500円での売買が活発で、建玉は前者で9,100枚と前週末比200枚程増加。

後者では13,300枚と同100枚程減少。一方、コール(買う権利)で売買が活発だったのは29,500円で、29,000円がそれに続いた。

建玉は前者が9,700枚と前週末比で300枚程増加。後者では12,100枚と同1,200枚程減少した。

ボラティリティ

NT倍率(先物)は低下、ジャクソンホール会議控えた米長期金利の上昇で調整

NT倍率(先物)は低下。経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控え、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派発言を警戒して米長期金利が3%を超えて上昇するなか、米ナスダック総合指数の大幅下落が嫌気され、東京市場でも値がさハイテク株を中心に売りが先行。

これに伴い、先物市場では週初から225型先行の形で下落。週後半は、パウエル議長の景気に配慮したハト派発言に期待した動きや、冴えない決算を発表した米エヌビディアがアナリストの楽観的な見通しを背景に上昇したことが投資家心理を改善させ、NT倍率は上昇。ただ週前半の低下分を相殺できず、週間では下落となった。

NT倍率は8月16日に年初来高値14.58を付けており、目先は調整が続きそうだ。

3ジャクソンホールサプライズで下落トレンドに転換

今週の225先物は軟調か。

ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演はタカ派サプライズとなり、先週末の米株式市場ではダウ平均が1,000ドル安となるなど急落した。

パウエル氏はインフレ抑制のためには家計と企業に痛みをもたらすことになってでも、景気抑制的な政策を一定期間維持することが必要との見解を示した。

また、ボルカー議長時代などの過去の局面を引き合いに出し、早急過ぎる緩和への転換は危ういとの認識を示した。

来年半ばには利下げへと転換すると見込んでいた投資家の期待ははく落した。

先週末に発表された米7月個人消費支出(PCE)コアデフレータは予想を下回ったが、引き続き高水準で、パウエル氏も単月の低下では政策転換の材料としては不十分としている。

また、今週末は米8月雇用統計が発表される。前回7月分は、雇用者数の伸びと賃金の伸び全てが予想を大幅に上回る結果であった。

パウエル氏は労働市場が明らかにバランスを欠いており、需給の逼迫がかなり強いと指摘。8月分も予想を上回る結果になると、金融引き締めが一層意識され、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に神経質な展開となりやすい。

先物市場ではこれまでの買い戻しから一転して売り直しが予想され、下げ足が速ければ、商品投資顧問(CTA)の売り転換も加わると想定される。今週の225先物予想レンジは27,200-28,500円とする。

経済スケジュール(8月29日〜9月4日)

日付

曜日

国内 海外

時間

内容

8月29日 国内  14:00 景気先行CI指数(6月)
14:00 景気一致指数(6月)
海外 20:25 ブ・週次景気動向調査
21:30 ブ・融資残高(6月)
21:30 ブ・ローン残高(6月)
21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(6月)
26:30 ブ・連邦政府債務残高(7月)
  欧・非公式欧州連合(欧)防衛相会合(30日まで)
  英・株式市場は祝日のため休場(サマー・バンク・ホリデー)
8月30日 国内  08:30 有効求人倍率(7月)
08:30 失業率(7月)
海外 18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(8月)
20:00 ブ・FGVインフレIGPM(8月)
21:00 独・消費者物価指数(8月)
21:30 加・経常収支(4-6月)
22:00 米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(6月)
22:00 米・FHFA住宅価格指数(6月)
23:00 米・JOLT求人件数(7月)
23:00 米・消費者信頼感指数(8月)
  米・ニューヨーク連銀総裁が講演
  伊・5年債・10年債入札
  欧・非公式欧外相会合(31日まで)
  露・軍事演習「ボストーク2022」(9月5日まで)、中国軍も参加
  決算発表 百度、HPインク、ベスト・バイ、中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行
8月31日 国内 08:50 百貨店・スーパー売上高(7月)
08:50 小売売上高(7月)
08:50 鉱工業生産指数(7月)
10:10 国債買い入れオペ(残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)
14:00 住宅着工件数(7月)
14:00 消費者態度指数(8月)
  2023年度予算概算要求・税制改正要望の締め切り
海外 10:30 中・製造業PMI(8月)
10:30 中・非製造業PMI(8月)
10:30 中・総合PMI(8月)
16:00 トルコ・GDP(4-6月)
16:55 独・失業率(失業保険申請率)(8月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(8月)
19:30 印・財政赤字(7月)
21:00 印・GDP(4-6月)
21:00 南ア・貿易収支(7月)
21:00 ブ・全国失業率(7月)
21:15 米・ADP全米雇用報告(8月)
21:30 ブ・基礎的財政収支(7月)
21:30 加・GDP(4-6月)
22:45 米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(8月)
  米・クリーブランド連銀総裁が講演
  米・アトランタ連銀総裁が講演
  インドネシア・G20環境・気候変動担当相会合
  露・ガスプロム、パイプライン「ノルドストリーム」停止(9月2日まで)
9月1日 国内 08:50 対外・対内証券投資(先週)
08:50 設備投資(4-6月)
08:50 企業売上高(4-6月)
08:50 企業利益(4-6月)
09:30 製造業PMI(8月)
14:00 自動車販売台数(8月)
16:00 債券市場サーベイ(8月調査、日本銀行)
海外 08:00 韓・GDP(4-6月)
10:45 中・財新製造業PMI(8月)
14:00 印・製造業PMI(8月)
15:30 スイス・消費者物価指数(8月)
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)
18:00 欧・ユーロ圏失業率(7月)
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月)
21:00 ブ・GDP(4-6月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30 米・非農業部門労働生産性(4-6月)
22:00 ブ・製造業PMI(8月)
22:45 米・製造業PMI(8月)
23:00 米・建設支出(7月)
23:00 米・ISM製造業景況指数(8月)
27:00 ブ・貿易収支(8月)
  米・自動車販売(8月、2日までに)
  米・アトランタ連銀総裁が講演
  決算発表 ブロードコム
9月2日 国内 08:50 マネタリーベース(8月)
海外 15:00 独・貿易収支(7月)
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(8月)
18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)
21:00 ブ・鉱工業生産(7月)
21:30 米・非農業部門雇用者数(8月)
21:30 米・失業率(8月)
21:30 米・平均時給(8月)
23:00 米・製造業受注(7月)
  独・IFA/国際コンシューマ・エレクトロニクス展(6日まで)
  英・保守党党首選、党員投票締め切り(結果発表は5日)
  • 提供:フィスコ社

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