中小型株の成長性に注目!プロの目利きに期待するならこのファンド!
2020/2/7
グローバルにビジネスを展開する世界的な大企業が存在する一方で、相対的には企業規模は小さくても魅力的なビジネスを展開する企業が数多く存在します。大きく成長する可能性を秘めた中小型株の魅力と、おすすめのファンドをご紹介いたします。
中小型株の魅力とは?
@成長中の企業も多く、高いリターンに期待することができる
時価総額が相対的に小さい中小型株のなかには、上場後間もない企業など成長途上の企業も多く含まれています。そうした企業は成熟した大企業と比較して、大きな成長余力があると考えられ、成長に伴う大きな株価の上昇にも期待することができます。
新規上場後大きく成長した企業の例
Amazon.com, Inc. (アマゾン)
Microsoft Corporation (マイクロソフト)
- ※(出所)Bloombergのデータを基にSBI証券作成
Aカバーするアナリストが少なく、調査や分析による優位を築きやすい
上場している企業に対しては、証券会社や運用会社のアナリストがさまざまな観点から分析を行っていますが、企業によって分析を行っている(カバーしている)アナリストの数は異なり、時価総額が大きく有名な企業ほどカバーするアナリストが多く、情報量も多い傾向にあります。そのため大型株市場はより効率的になっていると考えられ、調査や分析において、市場のコンセンサスに対して優位性を築くことは難しいと言えます。一方で中小型株はカバーするアナリストの数が少ない傾向にあることから、調査・分析の質によって差異が生まれやすく、それがリターンの源泉となることに期待できます。
1銘柄あたりの平均担当アナリスト数
グローバル大型株(MSCI ACWI大型株指数)
グローバル小型株(MSCI ACWI小型株指数)
- ※(出所)ブルームバーグ、ファクトセット
- ※2019年6月
B株価の動きやビジネスモデルで大型株との違いに期待できる
中小型株は市場全体としてみた場合でも大型株とは異なる値動きをすることがあります。また、幅広くビジネスを展開する企業と比べてニッチでユニークなビジネスを展開している企業も多く、そうした企業の株価は個別の材料によって市場全体とは異なる値動きに期待することができます。
日経平均株価や米国のS&P500など、各国の主要指数は大型株中心に構成されている場合も多く、そうした指数に連動するインデクスファンドを保有している場合は、分散効果に期待して中小型株に投資することも選択肢の一つと考えられるのではないでしょうか。
中小型株の注意点とは?
@情報が少なく、企業調査・選定が難しい
「中小型株の魅力A」で解説したとおり、中小型株はカバーするアナリストが少ない傾向にあります。また、企業による情報開示も量・質ともに大企業と比較すると充実度が低い傾向にあり、企業調査や銘柄選定の難易度は高く、情報にアクセスする手段が限られる個人投資家にとっては、より高いハードルとなります。
A大型株と比べると値動きが不安定
中小型株は大型株と比較すると市場が小さくボラティリティ(≒株価の値動き)が大きい傾向にあります。また、成長途上であるということはビジネスが成熟していないということでもあり、そうした企業が多い中小型株では、企業の倒産などにより資産を大きく棄損するリスクも相対的に高くなる傾向があります。
以上のように、中小型株投資にはさまざまな魅力がある一方でリスクも抱えており、ハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、「プロに運用や調査・分析を任せることができる」「少額からでも多数の企業に分散投資をすることができ、1社ごとの倒産リスクなどによる資産への影響を抑えることができる」などのメリットがある投資信託を活用していただけば、より手軽に中小型株投資ができるのではないでしょうか。
国内外の中小型株に投資を行うファンドからおすすめのファンドをピックアップいたしましたので、投資を検討してみてはいかがでしょうか。
国内
海外
- ※トータルリターン、レーティングは2019年12月末時点のものを表示しています。
- ※上記は過去の実績であり、、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。