イノベーションが加速している「医療・ヘルスケア」業界の成長に期待!関連ファンドをピックアップ
2020/8/13
医療・ヘルスケア分野は過去に例を見ない大きなイノベーションが起きているといわれています。
医療のオンライン化、電子カルテ、遠隔診断/治療、ロボットの活用など、先進技術の活用・実用化が進んできており、特にコロナ禍においては医療のデジタル化の推進によって従来の診療体制からの変化や新たなワクチンの開発が進み、さらなる成長への期待が高まりました。そうしたことからコロナショック時に世界株式が大きく下落した局面でも医療・ヘルスケア関連ファンドは堅調な値動きをみせました。
GAFAなどのIT企業がすでにヘルスケア産業への参入のために巨額な事業投資を行っているように、異業種からの参入も相次いでいることなどを考えると、今後も「テクノロジー」との融合によりこれまでにない新たなサービスが生み出され、「医療・ヘルスケア」分野は大きな成長を遂げていくと期待できるのではないでしょうか。
こうした医療・ヘルスケア分野の新たなサービスを手掛ける企業に着目し、投資するファンドをピックアップしてご紹介します!
医療・ヘルスケア分野のイノベーション
医療・ヘルスケアのイノベーションの背景には主に、@先進国人口の高齢化、A新興国の経済成長や医療支出の増加、Bバイオ医薬品の発展といった3つの要因があります。 特に“バイオ医薬品”は市場の発展にともない年々売上高が増加しており、難治療分野への展開や新薬開発など数々の分野でめざましい進捗をみせています。 また、今回のコロナウイルスの感染拡大を受けてバイオ医薬品企業を含む複数の医薬品企業が、新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発に取り組んでいます。これらの企業の株価は相対的に堅調となっており、今後も中長期的に高い成長性が期待できそうです。 バイオ医薬品企業は成長性が期待できる一方で、比較的規模が小さい会社が多く、新薬の開発動向などによっては株価が大きく変動する可能性もあり、また業界の動向を掴むには医療・医薬品に関する専門的な知識も必要となります。 そのような専門的な分野が投資対象であるからこそ、銘柄の選別をプロにお任せすることも選択肢の一つではないでしょうか。
ピックアップファンド
各ファンドの魅力をチェック!
ピクテ−ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース
世界のバイオ医薬品関連企業の株式を中心に投資します。
銘柄選定においては、企業の収益性や収益の安定性、株価水準などを考慮した分析を行い、分析に基づき評価した銘柄を厳選することにより、バイオ医薬品関連市場の長期的な成長を享受することをめざします。
バイオ医薬品関連企業とは遺伝子分析や遺伝子工学を基に、バイオテクノロジーを用いて医薬品の研究、開発、製造、販売等を行う企業のことをいいます。「バイオ医薬品」は、病気の原因に直接働きかけて治療を行えるなど、一般の医薬品にはない強みを持っていることなどから新薬の開発動向などが注目を浴びており、売上高の伸びとともに関連企業の株価は堅調に推移していくと考えられます。
三菱UFJ国際−グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド (愛称:健次)
世界主要先進国の、製薬、バイオテクノロジー、医療製品、医療・健康サービス関連企業等の株式に分散投資を行います。
また新商品の開発、企業の合併・統合、政策変更等を背景としたヘルスケア・バイオ市場の変化によってもたらされる投資機会に着目することで好リターンを狙います。銘柄選定においては、ヘルスケア・バイオ関連企業の財務データや業績見通しといった株価を動かす基本的な要因を重視した分析(ファンダメンタルズ分析)に基づいて行います。
企業の事業見通し、新商品の見込み、企業戦略、競合性等に重点を置いたボトムアップ・アプローチによる銘柄選定により、これまで数々の下落局面を乗り越えてきた実績があります。
(出所)Bloombergのデータ、各種資料を基に三菱UFJ国際投信作成
上記の感染症は、世界で流行した感染症の一部であり、全てを網羅しているものではありません。感染症の流行期間は、WHO(世界保健機関)などから当該感染症の流行に関する警戒情報などが発信された年月を起点とし、解除された年月を終点としています。本資料作成時点において新型コロナの警戒情報などは解除されていませんが、本資料のデータ基準日(2020年6月30日)を終点としています。
- ・マザーファンドでは信託報酬はかかりません。
- ・上記は、マザーファンドとヘルスケア全体の動きをお知らせするため、指数(米ドルベース、配当込み)を使用し三菱UFJ国際投信が円換算しています。
- ・指数は、当ファンドの基準価額の算出基準日に対応する現地時間に基づき記載しております。
- ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
JPM−JPMグローバル医療関連株式ファンド
医療関連分野や金融分野に精通した運用プロフェッショナルが、その知見を活かして医薬品(製薬・ジェネリック等)、バイオテクノロジー、ヘルスケア・サービス、医療技術(医療機器・器具等)およびライフサイエンスにかかる業務を行う企業の株式を含む、医療関連分野の今後の展開などの分析を行い持続的に成長が期待できる企業に投資します。
直近3年間の当ファンドの基準価額および日米株式の推移(期間:2017年7月28日〜2020年7月29日、円ベース)
出所:ブルームバーグよりJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社作成
*1 2020年7月29日現在。当ファンドの設定日は2013年7月26日。
本資料において、投資先ファンドである「JPモルガン・ファンズ−グローバル・ヘルスケア・ファンド JPMグローバル・ヘルスケア(Xクラス)(円建て)」を「グローバル・ヘルスケア・ファンド」といいます。 (グラフは2017年7月28日を100として指数化(日米株式は2017年7月27日の前営業日を100として指数化) ファンドは分配金再投資基準価額ベース、基準価額は信託報酬控除後です。分配金再投資基準価額は、税引前の分配金を分配時にファンドへ再投資したとみなして算出したものです。騰落率は投資家利回りとは異なります。米国株式:S&P500指数(配当込み)、日本株式:TOPIX(配当込み) 各インデックスは、市場の動向をお示しすることを目的として掲載するものであり、当ファンドのベンチマークではありません。
本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点におけるJPモルガン・アセット・マネジメント及び同社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変動等を示唆・保証するものではありません。
新型コロナウイルス感染症の拡大という厳しい相場環境下において、日米株式が年初来でマイナス圏で推移する中、当ファンドは相対的に下げ幅を抑制し、年初来で+6.0%とプラスのリターンを実現しています(2020年7月29日現在)。
グローバル化および高度化が進む医療関連企業への投資においては、専門的知識を兼ね備えた運用プロフェッショナルによる銘柄選択が有効になると考えています。当ファンドの投資先ファンド「グローバル・ヘルスケア・ファンド」を運用するグローバル・ヘルスケアセクター・チームには、医療博士号取得者を含む計9名のアナリストおよびポートフォリオ・マネジャー(*2)が在籍し、高度な専門知識を必要とする医療業界を徹底調査・分析できる体制を整えています。
*2 運用チームの中で、3名がアナリストとポートフォリオ・マネジャーを兼任しています。
ニッセイ−ニッセイ健康応援ファンド
高齢化などを背景に成長が見込まれる健康関連産業に属する企業から健康への貢献につながる企業理念・哲学をもつ企業を“健康応援企業”として選定し、その中から中長期にわたり成長が期待される銘柄を厳選して投資します。医薬品や医療機器の製造・販売に携わる企業だけでなく、介護や保険などを含めて健康に関連する企業に幅広く投資する点が特徴です。人々の健康にかかわる企業の業績は、景気変動の影響を受けにくいという特性から世界のヘルスケア関連企業の業績は相対的に安定した推移となる傾向があり、投資対象として魅力が高まっています。
直近3年間の当ファンドの基準価額および日米株式の推移(期間:2017年7月28日〜2020年7月29日、円ベース)
出所:ニッセイアセットマネジメント作成
- ※トータルリターンは2020年7月末時点のものを記載しています。
- ※上記はあくまで過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
ご注意事項
- 「毎月分配型」「隔月分配型」の投資信託については、お取引の前に必ず「毎月または隔月分配型投信の収益分配金およびNISAでのご注意事項、ならびに通貨選択型投信に関するご注意事項」の内容をご確認いただきますようお願いいたします。
- 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
- 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客様が実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
- ご投資にあたっては、商品概要や目論見書(目論見書補完書面)をよくお読みください。