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信用取引にかかる費用(逆日歩)
品貸料(逆日歩)とは
信用取引による売建が多くなると、証券金融会社(証券会社が株や資金を調達する会社)において株式が不足し、証券金融会社は証券会社や機関投資家等から不足した株式調達しなければいけません。
その時に発生した費用が品貸料(逆日歩)となります。
逆日歩発生の仕組み
(1)信用売超過の場合、証券会社は証券金融会社から株式を借入 (貸株申し込み)
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(2)証券会社からの貸株申し込みが、融資申し込みを上回った(貸株超過)銘柄について、証券金融会社は株式を調達
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(3)証券金融会社は、申し込み日の翌日に品貸入札を実施し、証券会社や機関投資家等から株式を調達
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(4)品貸入札で株式のレンタル料(逆日歩、品貸料)が決定
逆日歩が発生する原因は?
逆日歩は主に下記のような銘柄で発生します。
・株式の調達が難しい銘柄
例 株式の流通量が少ない銘柄(ETF、新興市場銘柄 等)
・調達する株式が多くなる銘柄
例 売買が過熱、大きく値上がりした銘柄
・株式を調達することが難しいタイミング
例 決算期末、TOB、公募増資等ファイナンス銘柄
逆日歩はどの程度ついているの?
・制度信用売が可能な貸借銘柄のうち、貸株超過(逆日歩が発生する可能性のある銘柄)は全体の22%。
・実際に逆日歩が発生する銘柄は貸借銘柄全体のうち約12%程度しかない。
・最高料率となった銘柄は全体の0.1%(1日当り平均2銘柄)。
(出所)日本証券金融
SBI証券での逆日歩確認方法
ログイン後の個別銘柄株価画面で、情報表示「詳細」ボタンをクリックすると、画面右下方で逆日歩情報をご確認いただけます。
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