外国為替保証金取引(SBI FXα) > FXゼミナール > まずは基礎からはじめましょう! > 安心して取引できます!「投資家のみなさまを守るセーフティーネット」
安心して取引できます!「投資家のみなさまを守るセーフティーネット」
トップ | FXとは? | FXの利益の出し方 | 通貨の選び方 | 手数料とスプレッド | 安心の取引のために | 税金について |
![]() |
FXではお客さまが安心して取引をしていただけるよう「損失を限定する」仕組みや「お預けになった資金を守る」仕組みが用意されています。 |
損失を限定する色々な仕組み
お取引を始める前におさえておきたいFXの安心の仕組みを勉強していきましょう。
損失額の拡大を自動で防ぐ「ロスカットルール」や、お客さまご自身で損失の拡大を防ぐことが出来る注文方法「逆指値」、為替変動による損失額を低くおさえる「低レバレッジコース」など、知っているのと知らないのとでは大違いです!
損失額の拡大を自動で防ぐ「ロスカットルール」
相場急変で対応できない!
そんな場合でも自動で元本以上の損失が発生しないようにする仕組みがあります。
為替変動による損益額を低くおさえる「低レバレッジコース」
FXはレバレッジをかけて大きく利益を狙えることが魅力ですが、損失が出たら怖いなという方にはレバレッジを低くおさえて取引できる低レバレッジコースをご用意しています。
大きな損失を防ぐ注文方法「逆指値」注文
もちろん損は出したくありませんが、思わぬ方向へ為替相場が動いてしまうこともあります。そんな場合に備えて、損失の拡大を防ぐ注文方法があります。
損失額の拡大を自動で防ぐ「ロスカットルール」
投資を行う以上、元本が減ってしまうというリスクは常にあります。さらにFXの場合、レバレッジをかけることが出来るため、大きな利益を狙える一方で、損失額が大きくなってしまう可能性もあります。
そのため、投資家のみなさまを守るために「ロスカットルール」という、安全に取引いただくための仕組みが用意されています。指定した範囲以上の損失が発生してしまった場合、保有している建玉を自動的に決済することで、それ以上損失が拡大しないようにする仕組みです。
SBI FX αでは、ロスカットの発動タイミングをお客さまご自身で設定できます。ロスカット水準を高めに設定すれば、損失が大きくなる前にロスカットを発動させることができます。
レバレッジコース |
当初設定ロスカット水準 |
設定可能範囲 |
---|---|---|
ローレバレッジ1倍コース |
30% |
30%〜90% |
ハイレバレッジ25コース |
50% |
30%〜90% |
法人口座コース |
50% |
50%〜90% |
それでは、ロスカットが実際に発動される例を見てみましょう。
ケース1
ハイレバレッジ25コースで「米ドル/円」が125円の時に、1取引単位(1万米ドル)新規買を行った場合。ロスカット率は50%に設定。
(1)必要保証金
1取引単位を最低限の保証金で取引した場合、必要保証金は50,000円になります。
<算出方法>
125円×1万通貨=125万円
125万円×4%(ハイレバレッジ25コースの必要保証金率)=50,000円
(2)ロスカットが発動する損失金額
ロスカット率を50%に設定していた場合、50%の損失が発生した時点でロスカットが発生するため、実質保証金が必要保証金(50,000円)の50%(25,000円)を下回ったらロスカットが発動します。
<算出方法>
50,000円×(100%-50%(ロスカット率))=25,000円
(3)ロスカットが発動する為替の変動幅
ロスカットが発動する為替の変動幅は、ロスカットが発生する損失金額(25,000円)を買い付けた通貨数(1万通貨)で割ると算出され、このケースでは2.5円となります。
<算出方法>
25,000円÷1万通貨=2.5円
(4)ロスカットが発動するレート
当初新規取引を行ったレート(125円)からロスカットが発動する為替の変動幅(2.5円)を計算すると、実際にロスカットが発動するレートは122.5円になります。
<算出方法>
125円-2.5円=122.5円
ケース2
先ほどと同じ取引内容で、ロスカット率を30%に設定した場合を見てみましょう。
(1)必要保証金
50,000円
(2)ロスカットが発動する損失金額
ロスカット率を30%に設定していた場合、必要保証金(50,000円)の70%の損失が発生した時点でロスカットが発生します。
<算出方法>
50,000円×70%=35,000円
(3)ロスカットまでの変動幅
3.5円
<算出方法>
35,000円÷1万通貨=3.5円
(4)ロスカットが発動するレート
121.5円
<算出方法>
125円-3.5円=121.5円
![]() |
![]() |
---|---|
![]() |
![]() |
為替変動による損益額を低くおさえる「低レバレッジコース」
FXの魅力の一つは「レバレッジ」ですが、レバレッジを高くすると利益の額も大きくなる反面、損失の額も大きくなる可能性があります。レバレッジを低くすれば、損失額も低くおさえることができるので、取引に慣れるまでは、低いレバレッジでお取引いただくのも有効な方法です。
SBI FXαでご用意しているレバレッジコース(個人)と取引金額、利益・損失のイメージ
(例:米ドル/円 買いの場合)
- ※1米ドルが125円の場合に取引可能額分の通貨を売買したときに発生する利益と損失
レバレッジコース |
手持ち資金 |
取引可能額 |
為替が1円「円安」へ動いた場合の利益の額 |
為替が1円「円高」へ動いた場合の利益の額 |
---|---|---|---|---|
ローレバレッジ1倍コース |
10万円 |
10万円 |
+800円 |
-800円 |
ローレバレッジ3倍コース |
10万円 |
30万円 |
+2,400円 |
-2,400円 |
ローレバレッジ5倍コース |
10万円 |
50万円 |
+4,000円 |
-4,000円 |
スタンダードコース(10倍) |
10万円 |
100万円 |
+8,000円 |
-8,000円 |
ハイレバレッジ25コース |
10万円 |
250万円 |
+20,000円 |
-20,000円 |
レバレッジコース、ロスカット率の設定方法
レバレッジコース、ロスカット率は、ログイン後のFX取引サイトで設定が可能です。

大きな損失を防ぐ注文方法「逆指値」注文
できれば損は出したくありませんが、売買を行った場合、思惑が外れて相場が逆に動くこともあります。「逆指値注文」を利用すればそのような場合に備えて損失を一定に抑える注文を事前に出すことができます。
◯◯円の損失は受け入れられるが、◯◯円以上の損失発生は受け入れられない、という時に指定のレートになったら成行で決済注文を出すように設定しておくことができます。
「逆指値注文」は、買建玉の場合は、◯◯円以下になったら決済、売建玉の場合は、◯◯円以上になったら決済という注文方法で、損失の拡大を防ぐことができます。

![]() |
![]() |
---|---|
![]() |
![]() |
安心してお取引いただくために、お客さまの資産を守る“信託保全”
お客さまから当社に預託いただいた外国為替保証金取引(FX)にかかる取引保証金等は、当社の固有資産とは明確に区分して管理いたします。信託保全を行うことによって、万が一、当社が破綻した場合でも、お客さまから預託いただいた外国為替保証金取引(FX)にかかる取引保証金等をお客さまに返還することが可能となります。
信託保全の仕組み
当社では、金融商品取引法に基づきお客さまから預託いただいた外国為替保証金取引(FX)にかかる取引保証金を当社の固有資産と区分管理し、その資産について、信託受託者(みずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託)に信託を行います。当社の破綻時においては、みずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託から受益者代理人(乙)(社外公認会計士)を通じて、お客さまに資産を安全に返還することになります。
信託保全の対象となる保証金額
お客さまの預託保証金に対して、売買損益等を加減算した以下の金額を信託します。
現金預託保証金(現金)+評価損益+未実現スワップ
つまり、万一SBI証券に何かあった場合、信託受託者を通して資産が返還されるので、安心してお取引していただけます!(※信託保全に関する注意事項)
信託保全に関係する当事者(どこに保全されるのか)
![]() |
お客さま(「SBI FX α」において保証金を預託されているお客さま) 信託における受益者となり、SBI証券が破綻した際には預託された保証金に応じて信託財産の返還が受けられます。 |
![]() |
委託者(株式会社SBI証券) お客さまが預託する保証金を計算・区分管理を行い、受託者へ金銭信託を行います。 |
![]() |
受託者(みずほ信託銀行株式会社およびSBIクリアリング信託株式会社) 委託者との信託契約に基づき、お客さまを受益者として信託財産の管理を行います。 |
![]() |
受益者代理人(甲)(当社内部管理統括責任者) お客さまが外国為替保証金取引(FX)にあたって預託した保証金の信託状況につき常時確認を行います。 |
![]() |
受益者代理人(乙)(社外公認会計士) SBI証券が破綻した場合、お客さまに代わって受託者に対して信託財産の権利行使(保証金の返還請求)を行います。 |
ご注意事項
- 取引手数料は無料です。
- 外国為替保証金取引(SBI FX α)の1取引単位は1,000通貨〜1,000万通貨単位となります。
- 個人のお客さまの必要保証金は取引金額に下記のレバレッジコース毎の保証金率を乗じた金額になります。
「ローレバレッジ1倍コース:100%」
「ローレバレッジ3倍コース:33%」
「ローレバレッジ5倍コース:20%」
「スタンダードコース:10%」
「ハイレバレッジ25コース:4%(※)」
(必要保証金の額の約1倍〜25倍の取引が可能です。)
※高レバレッジ取引の可能な通貨ペアは原則として当社が指定する主要通貨ペアに限定されます。
- 法人のお客さまの必要保証金は金融先物取引業協会、及びNEX Data Servicesが算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率(保証金率)を取引金額に乗じて得た金額になります。
為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。※保証金率は毎週見直し、適用される保証金率は取引サイト等であらかじめお知らせいたします。
- 外国為替保証金取引(積立FX)は、1通貨単位から取引が可能です。
必要保証金は取引金額に保証金率33.334%〜100%を乗じた金額になります。(必要保証金の額の約1倍〜約3倍までの取引が可能です。) - 本取引は、取引額(約定代金)に対して少額の必要保証金をもとに取引を行うため、必要保証金に比べ多額の利益を得ることもありますが、その一方で短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。
- 本取引は、通貨等の価格又は金融指標の数値の変動により損失が生ずるおそれがあり、かつその損失の額が預託した保証金の額を上回ることがあります。
- 本取引は元本及び利益が保証されるものではありません。
- スワップポイントは金利情勢の変化等により変動しますので、将来にわたり保証されるものではありません。
- 取引レートは2Way方式で買値と売値は同じでなく差があります。
信託保全に関する注意事項
- 信託保全は当社が取扱う外国為替保証金取引(SBI FX α)における取引の元本を保証するものではありません。
- 区分管理すべき金銭の額の計算および必要な金銭の信託は当社が行います。受託者であるみずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託は当該計算を行いません。
- みずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託は信託された金銭の管理を行いますが、当該金銭を受益者であるお客さまに返還をする義務を負いません。
- 当社の破綻時等における保証金の返還は受益者代理人(乙)を通じて行われ、お客さまはみずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託に直接返還を請求できません。また、保証金の返還までには一定の期間を要する場合があります。
- お客さまが当社へ保証金を預け入れられてから実際に信託されるまでには一定の日数が掛かり、その期間は信託保全の対象外となる可能性があります。
- 当社の過誤、システム障害、急激な相場変動などにより、当社から適切に信託されなかった場合、保証金が保全されないことがあります。また、当社の破綻時に受益者代理人(乙)がお客さまへ返還すべき保証金は、信託財産の範囲内に限定されます。従って、必要な金銭が信託されていなかった場合には、保証金の全額が返還されない可能性があります。
- 当社の破綻時に保証金を返還することを目的として、お客さまの個人情報を受益者代理人(乙)およびみずほ信託銀行およびSBIクリアリング信託に提供することがあります。